「朝起きるのが辛い」

「体の疲れが取れない」

体の疲労を感じることありますよね。
３０代・４０代になると男性・女性問わず、疲れが取れないと感じやすくなります。
疲れが取れないと感じるのは肉体的疲労以外にも原因があったのです。

特に女性はその影響を受けやすい傾向にあり、疲れが取れないと感じやすいのです。
今回は疲れが取れない原因や疲れの種類についてお話していきたいと思います。

 

 

疲れの種類とは？

若い頃は疲れを感じてもすぐに回復できていたのに、最近疲れが取れないと感じ悩む方もいますよね。

３０代になると体の不調や疲れが取れないと自覚症状を感じる人は少なくありません。

４０代・５０代になるとその症状を自覚する人は更に増えてきます。

では、疲れの原因って何なのでしょうか？

実は疲れにも様々な種類があったのです！

まずは、その疲れの種類についてご説明していきます。

１．十分な休息を取ると改善される疲労感

１）抹消疲労（肉体的疲労）

抹消疲労とは、運動などで体を動かすことで筋肉に負担がかかり疲れを感じるという疲労です。

３０代・４０代になってくると筋力や体力も衰えてきますので、疲れを感じやすくなります。

特に女性は男性よりも筋肉量も少なく、鍛えても筋肉が付きにくい体質です。

そのような特徴から体を使う動作をした後、３０代・４０代の女性の方は疲れがとれないと感じやすくなります。

適度な運動を定期的に行うことで抹消疲労も予防できます。

２）中枢疲労

中枢疲労とは脳が疲れたと感じることで疲労感を感じることをいいます。

長時間の緊張感や集中力を使うことで脳が疲れたと感じます。また、生活習慣の乱れや不規則な生活、運動不足などが続くと脳の調整能力が乱れ疲れを感じやすくなります。

肉体的疲労も脳性疲労も十分な休息を取ることで回復することができます。

例えば・・・

・良質な睡眠を取る。いつもより睡眠時間を多くとることや質の良い睡眠をとること。

・暖かいお風呂につかり全身を温めるなどで疲労回復する。

・栄養の多い、バランスの良い食事をとる。

十分な休息や睡眠をとっていても体の疲れが取れないと感じるときは、他に何か原因がある可能性があります！

 

 

十分な休息をとっても疲れが取れない疲労感

休息をとっているのに疲れが取れないと感じる疲労について説明していきます。

１）生理的疲労

生活習慣の乱れによって疲労を感じることをいいます。

ストレスや過労、睡眠・休息不足や運動不足が原因で起こります。

このように慢性的にストレス、過労、不規則な生活が続くと疲れが取れないと感じやすくなります。

３０代以降になると体の回復能力も低下しやすく、慢性疲労感を感じやすくなります。

２）病気的疲労

病気が原因となり、疲労感を感じることをいいます。睡眠や休みをとっても病気を治療しない限り疲労感は改善しません。

例）その1　女性に多い疾患に貧血

貧血になるとふらつき、だるさなどを感じます。

これを疲れがとれないと感じる女性もいます。

これは疲れではなく、貧血の症状なので治療をすればだるさやふらつきの症状は改善します。

例）その２　女性特有の病気　更年期障害

４０代になると女性はホルモンバランスが崩れやすくなります。そのホルモンバランスが乱れることでストレスや体の不調を感じるようになります。

症状としては、顔や体が火照る、イライラする、やる気が出ない、情緒不安定などです。

最近では３０代女性にも更年期障害の症状がでることもあるようです。

婦人科で治療を行うことで症状は緩和されます。

十分な休息をとっても体の疲れが取れないと感じるときは一度病院へ受診しましょう。

３０代や４０代になると生活習慣から発症しやすい病気もあるので定期的な検診も重要です。

専業主婦の方で普段検診を受ける機会が少ない女性の方は女性特有の疾患も起こりやすいので年に１度の検診をおすすめします。

３）精神的疲労

心の病気のことをいいます。精神的に疲労がたまったときに不安や神経過敏、無関心、無気力などの症状を起こします。

最近、企業などでもストレスチェックという検査を年に１度実施するようになりました。

精神疲労は現在社会的な問題となっています。

症状が軽度～重度と幅はありますが、誰にも起こりうる症状なのです。

 

 

疲れが取れない・だるさを感じやすい年齢

ネットでも慢性的な疲れに対しての検索を行ってみました！

２０代後半～３０代の女性は疲れが取れないと感じやすく、ひどい場合にはめまいや頭痛などの症状や慢性的な疲労感が続くと答えている方が多いようでした。

４０代以上の女性になってくると慢性疲労に加え、ホルモンの乱れによる更年期障害などの症状もみられてくるようでした。

長期的な疲労やストレスなどはホルモンの乱れにも影響しやすいのです。

まとめ

今回は３０代・４０代の女性を主に疲れが取れないと感じる症状や種類についてご説明してみました。

疲れの種類には、

１．休息を取ることで改善される「抹消疲労」・「中枢疲労」

２．休息をとっても疲れが取れないと感じてしまう「生理的疲労」・「病気的疲労」・「精神的疲労」

３０代・４０代になってくると疲れが取れないと感じやすくなります。

女性は特にホルモンなどの影響で女性特有の症状もでやすいのです。

日々の休息や規則正しい生活、運動習慣を作りましょう。

休息しても疲れが取れない場合は、病院で一度検診を受けるなど自身の健康管理をしっかりと行ってみてくださいね。