脇の黒ずみ、あなたは、どんなケアをされていますか？
デリケートな所だからこそ、慎重になってしまう人も、いるのではないでしょうか？

今回、取り上げる“重曹パック”。重曹と言えば、お掃除によく活用されるイメージがありますが、果たして、脇の黒ずみに使用しても大丈夫なのでしょうか？

効果は如何に！？　重曹パックのあんなこと、こんなこと、お伝えしていきましょう。

 

 

脇の黒ずみと重曹パック

重曹パックのお話に入る前に、脇の黒ずみの原因について、少し触れておきましょうね。
脇の黒ずみの原因、あなたは、知っていますか？

主に挙げられる原因としては、

①古い角質や皮脂、汚れが毛穴につまっている。
お手入れが行き届いていなかったり、又は、し過ぎであったり、肌の新陳代謝が上手くいってなかったりすることなどから起きます。

②繰り返すムダ毛処理や摩擦によって、メラニンが生成され、色素沈着を起こした為。
ムダ毛処理による刺激、キツい下着や服、こすり洗いなどの摩擦によって、肌を守るメラニンが生成し、色素沈着を起こすことでなる黒ずみです。

この２つが挙げられます。

どうですか…？　あなたは、どちらに当てはまりますか？
両方という方もいるでしょう。
顔と同じように、脇は敏感な箇所。正しいケアが必要不可欠なのです。

では、重曹パックについて、お話していきましょう。

重曹は、重炭酸ソーダの事をいい、重曹は略した呼び方です。
炭酸水素ナトリウムとも言われます。
お掃除用、食用、医薬品の３つの種類があり、水に溶けると、弱アルカリ性になります。
重曹は、食品添加物として利用されるので、人に悪い影響を与えることは、あまりないと言えるでしょう。

では、この重曹、パックとしては、どんな働きをするのかと言うと、毛穴につまった皮脂、角質を取り除く働きがあるとされています。

つまり、重曹パックは、脇の黒ずみの原因、①に効果をもたらしてくれると、言えそうですね。
なお、②の色素沈着型の、脇の黒ずみには、逆に悪化させる場合があるので、使用してはいけません。

又、重曹パックはキツいので、肌が乾燥しやすい人や、敏感肌の人が使用するには、要注意です。
なので、避けた方がいいです。
脇の黒ずみの原因が両方の方も、重曹パックは、使用しない方がいいですね。

何かと、注意が必要な重曹パックですが…、続いては、重曹パックの作り方をお伝えしていきましょう。

 

 

重曹パックの作り方

使用する重曹は、必ず「食用」の物を選んで下さい。
使用原料が、重曹、又は、炭酸水素ナトリウムとだけ、表示されている物を購入しましょう。
ベーキングパウダーは、使用してはいけません。
粒子の細かいものを選ぶのもポイント。

重曹パックの作り方
①重曹と精製水を1：1の割合で入れて、垂れてこないくらいまで、混ぜます。
②できあがったら、脇に優しくぬり、約10分、おきます。
③パックがパサつく手前で、ぬるま湯で優しく丁寧に、洗い流しましょう。
④化粧水や乳液で、十分に保湿を行って下さい。

※保湿をアップさせたい場合は、精製水の代わりに、ホホバオイルを入れてみましょう。

こすらないことが、大事です。
肌に負担がかかるので、週に一度。効果がみられない、肌に異常を感じたりしたら、使用をすぐにやめましょう。
重曹パックは、肌に負担をかけるという事を、頭に入れておいて下さい。

 

 

脇の黒ずみ、重曹パックの考察

重曹パックは、毛穴の汚れや、角質を取ってくれます。
ですが、すぐに効果がでるものではありません。
その事は、理解しておきましょう。

なお、重曹は、入浴剤としても使用できるので、重曹の効果を試してみたいと思う方は、まずは、入浴剤として使用してみるのがいいかもしれません。

入浴剤の方法
①湯船に、約大さじ3杯の食用の重曹を入れて、よくかき混ぜて下さい。
②湯船につかった後は、シャワーで洗い流しましょう。
③保湿化粧水などでケアを行って下さいね。

重曹パックと同様に、皮脂や角質を取り除く効果があります。
※浴槽が小さかったり、お湯の量が少ない場合は、重曹の量を調節するといいでしょう。
入浴剤として使用する場合も、色素沈着型の黒ずみの方と、両方が原因の方は、使用しない方がいいですね。

手軽に作れる重曹パックではありますが、肌に負担がかかりやすいということを覚えておきましょう。
色素沈着型の脇の黒ずみには、使えないということも忘れずに。
使用するかどうかは、よく考えてからの方がいいかと思います。

脇の黒ずみに重曹パックは安全？効果ある？のまとめ

「脇の黒ずみに、重曹パックはどうなのか？」について、お届けしてきました。
様々な効果を発揮する重曹ですが、脇の黒ずみに使用する重曹パックには、注意点がある事が分かりました。

＊色素沈着による脇の黒ずみには、使用できないということ。（皮脂や角質などの汚れと混合している人も使用しない方がいい。）
＊キツいパックなので、肌が乾燥しやすい人や敏感肌の人は、使用しない方がいいということ。
＊週に一度しか使わないということ。
＊食用の重曹を使用するということ。

脇の黒ずみの状態は、人それぞれ。古い角質や汚れが原因の方もいれば、ムダ毛処理や摩擦による色素沈着の方もいます。
或いは、両方が原因の方もいるのです。
これからは、脇に多く汗をかいたり、制汗剤を使用したり、日焼けをしたりと、脇に負担のかかるシーズンに入ります。
なので、お手入れは特に、慎重になる必要があるのではないでしょうか。

できれば、安心できるもので、ケアをされた方がいいかと思われます。
なぜなら、脇の黒ずみは、すぐに治るものではなく、長期的なケアが必要だからです。
今は、専用のケア商品が、たくさんでています。
デリケートな箇所であるからこそ、安心して、長く使用できるものを選んで頂けたらなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。