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保育士試験の「実技試験」との内容とアドバイス!!

保育士試験の「実技試験」との内容とアドバイス!!

難関と言われている「保育士試験」。

試験には、筆記と実技、2つの試験がありますが、ここでは、“実技試験”に焦点を当て、過去に出された課題を取り上げ、試験を受けるに当たってのポイントや対策などをご紹介していきたいと思います。
ご参考になれば、幸いです。

実技試験に合格して、保育士資格を取得しましょう。

 

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保育士試験の「実技試験」とは?

保育士資格を取得するために、受ける試験が「保育士試験」。
取得するには、保育士養成の学校を出る方法と、保育士試験を受ける方法の2つがありますよね?

保育士試験には、筆記試験と実技試験があり、筆記試験に合格しないと、実技試験には、進めません。

試験は、年に2回行われています。
今年の実技試験は、前期が、7月1日、後期が、12月9日、です。

実技試験には、「音楽表現・言語表現・造形表現」以上の3つがあり、このうち、2つを選択し、試験を受けます。
どれも、保育には、欠かせないものです。

造形表現以外は、事前に課題が、出題されることもあり、合格率は、8割~9割近くと非常に高めとなっています。試験までにしっかりと練習をして、取り組めば、合格できるというわけです。

では、過去に出題された実技試験の課題をご紹介していきましょう。
合わせて、ポイントもお伝えしていきましょうね。

実技試験の“課題”と“ポイント”とは?

音楽表現

まずは、「音楽表現」(平成26年~28年)

平成26年

1.『おつかいありさん』(作詞:関根栄一 作曲:團伊玖磨)
2.『おへそ』(作詞・作曲:佐々木美子)

平成27年

1.『海』(作詞:林柳波 作曲:井上武士)
2.『ちびっかぶーん』(作詞:井出隆夫 作曲:福田和禾子)

平成28年

1.『かたつむり』(文部省唱歌)
2.『オバケなんてないさ』(作詞:まきみのり 作曲:峯陽)

楽器は、ピアノ・ギター(アコースティック)・アコーディオン(独奏用)の中から、1つを選択し、“子どもたちに歌って、聴かせている”という課題で両方、弾き語りをします。

ギターとアコーディオンは、持参。
ピアノの場合は、市販の楽譜を使用しても構いません。楽譜の持ち込みができます。
歌は、一番だけ。移調してもOKです。

歌詞は、ハッキリと、大きく聞こえるように。曲のイメージを大切に、リズムに気を付けて。(試験会場に子どもたちはいませんが)子どもたちが聴いていて、歌いたくなるような、弾き語りを心がけることが大切ですね。

まずは、CDなどで、曲を聴いて、イメージをしっかりとつかむこと。
保育士を目指す人なら、誰もが知っている曲ばかりですが、歌詞やメロディーなど、間違えて覚えていたりすることもありますので、入念にチェックして下さいね♬

まずは、自分が楽しんで歌わないと、子どもたちは、ついてきてくれません。
歌を楽しむことが大事です。

人前で弾き語りするのは、予想以上に緊張するものです。間違わないように、しっかりと弾き込んで、歌う練習を♪

ほいく畑

言語表現

次は、「言語表現」(平成26年~28年)

毎年、同じ課題が出題されているようです。

「うさぎとかめ」
「おむすびころりん」
「3びきのこぶた」
「にんじん・ごぼう・だいこん」

この中から、1つを選びます。
3歳児(20人ほど)に、“3分間で、素話をする“という課題で行います。素話なので、もちろん、絵本などの持ち込みはできません。
お話を3分間で終わるようにし、覚えておかないといけないので、実技試験の中で、一番の難関と言えるかもしれませんね。

小さい頃から慣れ親しんだお話ばかりなので、もう内容は、把握できていますよね?後は、登場人物になりきって、お話を進めていくことでしょうね。
お話の雰囲気が出せているか、年齢に合ったお話の仕方ができているか…。これも人前で話す練習を、重ねることが大事です。

造形表現

最後は、「造形表現」(平成26年~28年)

平成26年

テーマ「さんぽ」 背景・表現 :野外、公園へ行く途中の様子
人物:子ども4名以上、保育士1名以上

平成27年

テーマ「むかし遊び」 背景・表現:保育室内、お手玉/あやとりをしている様子
人物:子ども2名以上、保育士1名以上、お年寄り1名以上

平成28年

※前期 テーマ「水たまりであそぶ」 背景・表現:園庭、水たまり
人物:子ども3名以上、保育士1名以上
※後期 テーマ「おゆうぎ会」 背景・表現:保育室内、3人の子どもが輪になる様子
人物:子ども3名以上、保育士1名以上

こちらは、当日、出題されます。
なかなか、細かい内容ですね。
時間は、45分。

A4サイズの紙に描きます。
鉛筆やシャーペン、色鉛筆(12~24色辺り)、消しゴム、腕時計の持参。
課題に沿った表現ができているか、色のバランスはどうか、楽しい雰囲気が伝わってくるか、などが求められるでしょう。

いろんな保育の場面が、課題となっていますよね。ご自身で、いろいろと設定してみたり、友達に設定してもらったりしながら、描く練習をされるといいでしょう。
実習などで訪れた時の、子どもたちの様子を思い出しながら、描いてみるといいかもしれませんね。

以上が、過去に出題された課題です。

内容だけを見ると、「大丈夫かな~」「ハードル高そう」と思われるかもしれませんね。
次は、対策についてお話ししていきましょう。

実技試験までは、どうやって取り組めばいいの!?

実技試験の練習、もちろん、独学でする方法もありますが、「自分だけでは不安。」「どうやって取り組めばいいのか、分からない。」という人たちのために…、大丈夫です!強い味方があるんです!

それは、通学しながら、取り組む方法と通信教育で取り組む方法です。
“四谷学院”や“ユーキャン”などが、教材などを出しています。
非常に充実した内容としっかりとしたサポート体制で、安心して、試験準備に取り組むことができますよ。

ネットで検索すれば、詳しい情報が出てきますので、ご自身に合った方法を見つけてみて下さい。
ピアノをもし、習われている方は、楽譜の選び方や弾き方など、先生に指導を受けられてもいいですよね。

ほいく畑

まとめ

「保育士試験の実技試験」について書いてきました。保育士さんの仕事は、“様々な教養や技術が、求められる仕事”と言っても過言ではないかもしれません。
だから、保育士試験は、難関と言われるのかも…。

その、求められる技術は、何度も、何度も経験を重ねることによって、身に付き、自信となっていくものです。最初は、誰だって緊張しますし、失敗もします。
初めから、上手な人なんて、一人もいません。スタートは、皆、一緒です。練習をすれば、必ず、上達します。練習は、裏切りません。
実技試験まで、しっかりと練習し、技術を磨いて下さい。頑張った先には、保育士資格が待っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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