
ヘルプマークとは?
このヘルプマークと聞いて皆さんは想像できましたか?
「こんなマークの名前初めて聞いた。」
なんて声が多くてこの記事にたどり着いたんだと思いますが、ヘルプマークとはいったい誰がどんな時に利用できるものなのかなどを解説していきたいと思います。
この記事を読めば、ヘルプマークの活用で色んな方が助けられて、助けてあげることができることで、世の中に役立つ知識を得ることができますので、最後まで読んでください。
ヘルプマークとは?基本的な知識を知ろう!
ヘルプマークとは、東京都が2012年から作製して配布しているマークのことです。
誰のためのマークなのかということですが、基本的には、義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病を抱える人であったり、妊娠初期の人など、外見からはわかりづらいが援助や配慮を必要としている人に持ってもらって助けが必要な時に活用していただくマークです。
マークはこんなイメージのもの
実際に見たことがなかったので、地元で配布されているかも不明でした。
毎日ニュースを見ているにも関わらず、認知できていないのだから、広報不足であることには違いないでしょう。
何度も東京へ出張していますが、優先席などにステッカーが貼られているようですが、まったく記憶に残っていないので、意識していないことで気が付かなったのではないでしょうか。
同じようなものに「マタニティーマーク」というものがあることは知っていましたので、それよりも全国的には認知度が低いのではないでしょうか。
なぜ、「ヘルプマーク」は認知度が低い?
「マタニティーマーク」よりも「ヘルプマーク」の認知度が低いハッキリとした理由はわかっています。
それは、実施している団体が”国”か”各自治体”かの違いです。
「マタニティーマーク」は国が一斉に広報した取り組みなので、全国の自治体で配布されています。
逆に、「ヘルプマーク」は東京都が初めて各県・市町村が随時開始している状況なので、配布開始している県や市町村では認知度があがる傾向になってます。
良い取り組みは、県や市町村だけでなく国としての取り組みに昇格させることが重要ではないかと考えます。
「ヘルプマーク」を見たらどうすればいい?
「ヘルプマーク」を付けている方が助けを必要としている方かもしれないということは把握できましたが、実際に目の前に現れた時にどのような行動をするべきなのかがわかっていないのではないでしょうか。
実際に直面した場合に、どのような行動をとる必要があるのかなどを解説していきたいと思います。
「ヘルプマーク」かばんやその他の持ち物などに見かけた場合には次の手順で助けてあげることが必要です。
1.その方の行動をよく観察する。
2.明らかに手助けが必要な状況であれば、即座に手を差し伸べる。
3.助けが必要かどうか判断できない場合、しばらく観察してあげることも必要。
4.一言声をかけてあげる。「何かお手伝いが必要なことがありますか?」
5.必要であればお手伝いしてあげる。一人でできない場合は、周りの方に声をかけて対応する。
「ヘルプマーク」を見たらどうすればいいか理解できましたでしょうか。
この行動がわかっていて実際にその場面に直面しても、行動に移すということは勇気が必要です。
行動をためらうことが出てくると思いますが、決して自分を責めることはしないようにしましょう。
次にその経験を生かして行動ができるようになればいいのです。
まとめ
ヘルプマークとは?ということで解説させていただきました。
実際にヘルプマークを手にしていても、それを付けることによって、冷たい言葉をかけられるということも実際に体験された方もいらっしゃるようです。
悪用される方も出てくるかもしれませんが、本来の利用方法を理解して、お手伝いができるように心がけましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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