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とくダネ!が エコキャップ推進協会の不正経理報道でBPOに審議申し立てされる?

とくダネ!が エコキャップ推進協会の不正経理報道でBPOに審議申し立てされる?

横浜市のNPO法人「エコキャップ推進協会(エコ推)」がフジテレビの朝の情報番組「とくダネ!」をBPO(放送倫理・番組向上機構)に審議・審理の申し立てを行った。

審議・審理の申し立てを行った理由は、4月23日の放送内容が取材された内容と異なっているということらしい。

概略はこういうことらしいので、簡単に説明しよう。

エコキャップ推進協会(エコ推)によると、「とくダネ!」側から「不正に利益を得ているリサイクル事業者の実態解明の取材に協力してほしい」との要請があり、理事長らが取材に応じたのだが、放送されると「不正に経費を使用したかのような内容に編集されていた」

ということなので、「とくダネ!」が事実と異なる編集をして放送しことを審議・審理して欲しいということ。

これに対し「とくダネ!」側の言い分はこうだ!

フジテレビ広報部は「詳細な申し立て内容は把握していないが、協会側が指摘するような恣意(しい)的な編集などは行っておらず、取材目的もきちんと説明している」とコメントしている。

細かな取材時のやり取りはエコキャップ推進協会(エコ推)のホームページに報告として載せられていたので、最後に確認する。

あくまでも、エコキャップ推進協会(エコ推)の言い分として確認すること。

 

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その前に、なぜ「とくダネ!」がこのような取材をしたのかについて確認しよう。

「とくダネ!」の取材理由

元々は、4月に発覚したワクチン代への寄付を中断していたことが発端と思っている。

ワクチン代への寄付を中断していたと言うのは、エコキャップ推進協会(エコ推)がペットボトルキャップのリサイクルを通じて、途上国の子供向けにワクチン代を寄付する運動を展開するはずなのに違う用途に使っていて問題になった
のである。

2013年9月以降ずっと違う目的に使われていたようだ。

これは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が自身のツイッターでも怒っていたことで知っているかも知れない。

インターネット個人制作番組『淳の休日』などで、ポリオ撲滅運動として、ペットボトルのキャップを集める活動をし、約31万個のペットボトルを集めたがポリオワクチン代に寄付していないという事実か判明。

それをツイッターで報告し明るみにでた。

田村淳としては当然の怒りであるし、あってはいけないことだと思う。

このような問題に関連しての取材をしていたのであるが、誤解を招くような内容になっていたと言うことになっている。

その時の田村淳の投稿内容がこれ。

「淳の休日において、皆さんに寄付して頂いたキャップがポリオ撲滅に使われていなかったと言う事です」と続けると
「しっかりとした団体だと信じていたのですがガッカリです…今回、協力して頂いた皆さんの気持ちを踏みにじる形になってしまった事、
ペットボトルのキャップを集める運動の代表としてお詫びいたします 申し訳ございませんでした」

この時点では、 『エコキャップ推進協会』からは、何もコメントがないと言っていた。

ワクチン代として寄付しなかった理由

 

エコキャップ推進協会(エコ推)のホームページに一連の疑惑に関する報告がされていたので、抜粋してお伝えする。

Q2 なぜワクチン代として寄付しなかったのですか?

A エコキャップ推進協会は設立当初からワクチン代の寄付と併せて、子どもたちへの環境教育や、障がい者の雇用創出・自立支援をNPO活動として行ってきました。この一環として前期(2013/9/1~2014/8/31)から、障がいを持つ方々が、仕事として地域のエコキャップ集約拠点運営に携わる「エコステーション」の設置プロジェクトが開始されました。
このプロジェクトは施設等と連携した障がい者の雇用創出を通じて、地域ごとの集約拠点を整備することでエコキャップ提供時の負担を低減し、今後継続的かつ効果的にワクチン等の医療支援活動を実施していくための取り組みでもあります。そのため、前期に限って障がい者の雇用創出・自立支援活動を、優先的に集中実施しました。
なお、この取り組みにつきましては、ホームページ上に「当協会は前事業年度に限り、障がい者の雇用創出・自立支援活動を集中的に展開いたしました。」と記載することによって、皆様にお知らせ出来ていたものと考えておりましたが、説明不十分・広報不十分であったと深く反省しております。

 

Q1 ワクチン代への寄付活動は完全にやめてしまったのですか?

A いいえ。前期(2013/9/1~2014/8/31)に限りましては、障がい者支援を重点的に行いましたので、ワクチン代への寄付活動は中断いたしましたが、今期(2014/9/1~2015/8/31)から再開し継続します。

一時期だけ違う目的での使用をしていたということ。

この理由を見ると、特に不正なお金の使われ方はしていないというのがエコキャップ推進協会の主張になる。

このような経緯もあり「とくダネ!」はエコキャップ推進協会が不正経理でもしているのはないかと疑って調査してみたというところだろうか。

 

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最後に、「とくダネ!」の言い分は公表されていないので、今回はエコキャップ推進協会の言い分であり、BPOに審議・審理を申し入れた理由を確認

エコキャップ推進協会のホームページで報告があった内容がこちら・・・

6/16のご報告

 

本日6月16日、フジテレビ「とくダネ!」(4月23日放映)について、放送倫理・番組向上機構 放送倫理検証委員会に、虚偽ないし放送倫理上問題のある放送番組の取材制作について審議申立書を提出致しました。

当協会は、4月10日付け朝日新聞の記事掲載を契機に、「キャップ≒ワクチン」というキャッチフレーズが、エコキャップ運動の推進にともない、正確に現状を反映しなくなっていたことについて、皆様に十分な説明を尽くしていなかったことを反省いたしました。
その反省を活かすべく、当協会のホームページに「ご報告」というかたちで説明を行ったり、報道各社に対しても、誠実に取材に応じて参りました。
ところが、残念なことが起こりました。
フジテレビから、「キャップを提供している団体に対して受領書が発行されていないという問題を発見したので、その問題を追及したい」という取材依頼がありました。これは団体(企業・学校等)が業者にキャップを提供したにもかかわらず、業者がキャップの提供を受けたことを当協会に隠ぺいしたため、当協会が受領書を発行できなかったということになります。つまり、業者はキャップを製品化して販売し、当協会のエコキャップ運動と無関係に単なるビジネスを行っていたということになります。当然、寄付や支援に回されることなど一切ありません。
エコキャップ運動が拡大していく中で、エコキャップ運動と無関係に単なるビジネスに利用するという業者が増加傾向にあったことは事実です。しかし、当協会の活動の名を借りて自身のビジネス目的のみにキャップを利用することは、キャップ提供者の善意を踏みにじることにほかなりません。
そこで当協会は「受領書不発行の業者問題」を解明できるのであればと、いうことで、フジテレビに全面協力することとなりました。
フジテレビの記者は、取材当日「受領書を私が理事長に示して、『受領書が発行されていない団体があるのですが、どういうことか』と質問するので、理事長は『では協会データベースで確認してみましょう』と答えてください。その後、事務局長の席に移動し、実際にコンピューターの画面を撮影しつつ、記者が『どうして記録がないんでしょうね』と問うので、事務局長は、『業者から報告された分は全て記録されているので、報告自体があがっていないのだと思います。』と答えてください」と指示を出しました。
当協会は、やりとりの内容は、「業者問題」の議論としては事実なので、記者の指示に応じました。最初のシーンは記者が理事長席の私にいわゆる突撃取材を行うシーンです。
ところが、実際の放送は、記者と理事長らの「業者問題」のやりとりの音声は全てカットされ、「経費問題を追及」といったナレーションや「理事長を直撃」といったテロップが流れる中、先の突撃取材映像が使用された虚偽放送でした。
映像を使用する前のナレーションは「7000万円もの大金が旅費や交際費などの経費として使われていた」「9000万円のうち7000万円を経費に使ったことを矢部理事長に直撃する」(このナレーション自体事実に相違しています)というものだったり、「なぜ多くの経費に充てられているのか。矢部理事長に直接問う。」というものです。
このようなナレーションを音声をカットした映像(真実の音声は業者問題のやりとりです)にかぶせれば、テレビ局は自分たちの作りたい番組を簡単に作ることができます。
そもそも取材目的を偽った段階で放送倫理にもとると思いますが、その騙し取った映像を恣意的に編集すれば悪質性は二乗三乗となってしまいます。
当協会は、正確な情報発信を行うべく取材に応じているわけですから、この裏切りは当協会に対する裏切りとなります。しかし、問題はそれだけに留まりません。フジテレビの報道は真実を伝えていないので、キャップ提供者の皆様を誤解させることになります。さらにはこのようなことが横行すれば、取材に応じることは怖いことだと皆が考えるようになり、結局は報道それ自体の首を絞めることになると考えたので、今回の申立を決意しました。
おそらく、このような取材・報道の被害者は当協会が第一号ではないと思います。被害にあわれた団体・個人は巨大メディアを前にして立ちすくみ、泣き寝入りしているのが実情ではないかと推察するところです。もしかしたら、世の中からバッシングを受けている当協会なら、反論する気力も体力もないと踏んだからこそ、ここまで乱暴なことができたのではないかなどとも考えてしまいます。もしそうであれば、本当に卑劣なことだと思います。
当協会は、当協会の活動について説明や広報を尽くすことを、改めてお約束するとともに、今回のような虚偽報道には毅然と対応していく所存です。そして、きちんと事実を皆様にお伝えするなかで、今後もエコキャップ運動を推進して参りたいと思います。

なお、今回のBPOへの申立を契機にこのホームページを開いてくださった方も少なくないと思います。既に4月17日によくあるお問い合わせとそれに対する回答を掲載しておりますが、今回は、それに加え、皆様のご支援の甲斐あってポリオが99%撲滅されたこと、今後の支援活動の拡大拡充といったことも明日以降ご案内させていただきたいと思います。

理事長 矢部 信司

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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