有村架純さん、好きですか？
映画でもドラマでもCMでも、彼女の出演作を一覧にして並べてみると、めざましい活躍ぶりであることがわかります。

さて、そんな有村架純さんが、神木隆之介さんと初の恋人役を演じることで話題の映画『フォルトゥナの瞳』が、2019年2月15日(金)に公開されますね。
「死の運命」が見えてしまう主人公の恋人となり、また、自身も「死の運命」へと導かれていってしまうという役どころを演じる有村架純さん。
映画の予告編を見ただけで、二人の切ない表情にぎゅっと心がしめつけられます。

さて、この作品が25作目(声の出演も含む)の映画となる有村架純さん。
映画公開を前に、今までの作品を一覧にして振り返ってみましょう。
あなたのお気に入りの作品はどれですか？

 

 

そもそも有村架純とは

引用　https://www.cinematoday.jp/interview/A0005625

言わずもがな、大人気の国民的女優ですね。
1993年2月13日生まれ、兵庫県伊丹市出身で、フラームに所属しています。
2010年5月『ハガネの女』(テレビ朝日)でドラマデビューを果たし、その後数々の役を演じていきます。

中でも彼女の名前を一躍有名にしたのは、連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)ですね。
最近では、10歳年下の教え子との恋を描いた『中学聖日記』(TBS)が話題となり、ドラマ終了後には「ロス」を訴える人が続出しました。

このようにドラマでもたくさんのすばらしい作品があるのですが、今回は映画に焦点をあてて、映画女優有村架純の魅力を探っていきたいと思います。

有村架純の出演映画一覧

『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011.4.29)
『ギャルバサラ～戦国時代は圏外です～』(2011.11.26)
『SPEC～天～』(2012.4.7)
『リトル・マエストラ』(2013.2.1)※12.1より石川県先行公開
『コドモ警察』(2013.3.20)
『劇場版SPEC～結～漸ノ篇』(2013.11.1)
『劇場版SPEC～結～爻ノ篇』(2013.11.29)
『JADGE／ジャッジ』(2013.11.8)
『女子―ズ』(2014.6.7)
『思い出のマーニー』(2014.7.19)※スタジオジブリ
『平穏な日々、奇蹟の陽』(2014.11.7)※短編映画
『くるみ割り人形』(2014.11.29)※人形アニメ映画、サンリオ
『ストロボ・エッジ』(2015.3.14)
『ビリギャル』(2015.5.1)
『僕だけがいない街』(2016.3.19)
『アイアムアヒーロー』(2016.4.23)
『夏美のホタル』(2016.6.11)
『何者』(2016.10.15)
『3月のライオン・前編』(2017.3.18)
『3月のライオン・後編』(2017.4.22)
『関ヶ原』(2017.8.26)
『ナラタージュ』(2017.10.7)
『コーヒーが冷めないうちに』(2018.9.21)
『RAILWAYS・かぞくいろ』(2018.11.30)
『フォルトゥナの瞳』(2018.2.15)

一覧にして並べると、映画デビューを果たした2011年からたったの7年弱で、こんなにも多くの作品に出演していることに驚かされます。
それだけ映画界でも有村架純さんが欠かせない存在ということですね。

ここからは、そのなかでも特に話題となった作品を2本ピックアップしていきたいと思います。

 

 

有村架純を語る上で外せない映画『ビリギャル』

本作は、塾講師 坪田信貴さんによる『学年ビリのギャルが1年で偏差値を４０上げて慶応大学に現役合格した話』を原作とした映画です。
清純なイメージの有村架純さんが金髪ギャルを演じたことで話題になりましたね。
金髪ギャルというから、こわいヤンキーなのかと思いきや……有村架純さん演じる「さやか」のかわいいこと。
能天気で底抜けにポジティブな、明るいおバカさんという感じです。

特に注目なのがその声色。
語尾の伸ばし方ひとつとっても、まさにギャルそのもの。
これがとにかくかわいいのです。
このギャル有村を味わうだけでも、この映画を見る価値はあるといえるでしょう。

ストーリーは原作タイトルそのままなのですが、塾講師とのやりとりに笑いが散りばめられていたり、家族の絆にホロリとしたりと、笑いあり涙ありで楽しめます。

受験という、多くの人が経験しているテーマで、１人の人間が大きく成長していく姿は、観ている人に勇気を与えます。
これから受験をする人も、とっくの昔に思い出話になってしまった人も、ぜひ有村架純さんのかわいさとともに堪能してほしい映画です。

なお、有村架純さんはこの映画において第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、さらに新人俳優賞を受賞。
そして、後述の『ストロボ・エッジ』と本作の演技を共に評価され、第58回ブルーリボン賞も受賞しています。

有村架純が髪をばっさり切って挑んだ『ストロボ・エッジ』

さきほどの『ビリギャル』とともに、第58回ブルーリボン賞受賞のきっかけとなった作品で、有村架純さんが役作りのため髪を20センチばっさりカットして臨んだものです。

同名の少女マンガを原作にした映画なのですが、原作では主人公の仁菜子が本当にいい子なのです。
少し(いや、かなり？)おっちょこちょいなところもある、優しくて素直な子。
原作を読んだときは、「こんな子現実にいたらいい子すぎて嫌味…友達になれない(笑)」なんて思ってしまったので、実写化するときには少し心配でした。
生身の人間が演じてしまうと、マンガだから許されるあの底抜けの素直さが、嫌な感じに写るのではないかと……。

しかしそこはさすがの有村架純さん。原作の雰囲気も壊さず、かつオリジナルな仁菜子の魅力も出しつつ、嫌味のない演技で引き込まれます。

随所にちりばめられたキュンキュンシーンに、映画館でため息をついた人も多いはずです。
恋をしている人も、恋したことのない人も、恋愛から遠ざかっている人にも、ぜひ観てみてほしい映画です。

 

 

さて、新しい映画『フォルトゥナの瞳』は？

百田尚樹さんの同名の小説を映画化した作品です。
死を目前にした人間が透けて見えてしまう能力、「フォルトゥナの瞳」を持つ主人公・慎一郎。
その恋人となる桐生葵が、有村架純さんの今回の配役です。

彼の能力とどのように向き合っていくのか。
どのような運命に巻き込まれていくのか。
予告編を見る限り、泣ける映画であることは間違いなさそうですね。有村架純さんの今回の演技も、楽しみです。

まとめ

いかがでしたか。
有村架純さんの映画を一覧にしてみましたが、どの映画も、有村架純さんの魅力がたっぷりつまったものばかりです。
ぜひ、観てみてください。
新作映画も楽しみですね！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。