
最近は非常食や手軽に食べれられることもあり缶詰めが人気です。
その中でもサバ缶が熱い人気を集めています。
いろんな種類の栄養素を含んでいて、血圧や肌にも効果がある万能食品です!
どのような効果があるのか、そして美味しくいただくための定番の料理法を紹介します。
サバ缶に含まれるDHAとEPAの血圧への効果!
引用 https://www.asahi.com/articles/ASL814K3RL81ULFA01V.html
血液の中に中性脂肪が多いとドロドロになり、血圧が高くなる原因となってしまいます。
ですがサバに含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサエンタペン酸)が血液をサラサラにしてくれ、血管を若返らせてくれる効果があることが分かりました。
なので血圧が高い方、中性脂肪が多いと言われている方には良い食品なんです!
そして家庭で調理するなら「塩焼き」「味噌煮」が代表的ですが、この2つと缶詰めの「水煮缶」でDHAとEPAを比較してみました。
塩焼き DHA→1500mg EPA→910mg
味噌煮 DHA→1500mg EPA→1100mg
水煮缶 DHA→1330mg EPA→1150mg
この結果では家で味噌煮や塩焼きをするよりも、水煮缶の方がDHAとEPAが豊富ということが分かります。
EPAは熱に弱いので家で調理すると油と一緒に流れてしまいますが、缶詰めだと缶に入れた後に加熱するので煮汁の中にEPAが残ったままになります。
サバ缶を食べる時は「煮汁までしっかり使う」ことが大切です!
他にもDHAとEPAは血液内の中性脂肪や悪玉コレステロールを肝臓に運んでくれる善玉コレステロールという血管の掃除屋を増やすのを促進したり、記憶力の低下を防ぐ効果もあります。
サバ缶は肌にも良いの??
引用 http://mogumogunews.com/2013/08/topic_1942/
血圧や血管に効果のあるDHAとEPAの他にもカルシウムとビタミンも豊富で、特にカルシウムは生のサバと水煮缶とで比べると
生 カルシウム→6mg
水煮缶 カルシウム→260mg
このように水煮缶の場合は骨が柔らかくて食べられるので、カルシウムの量が大幅に違います。
サバの栄養素のビタミンB2は肌の新陳代謝高めてターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)を正常にしてくれ、ビタミンEはコラーゲンを生成してくれます。
肌荒れの原因でもあるシミやソバカスは、ビタミンが足りないことでターンオーバーが乱れると言われています。
味噌や海苔と合わせて食べると1日のビタミンの摂取量と言われている約1gを気軽に摂取することができるので、肌にも効果がある食品ということが分かります。
そしてサバなどの魚には血糖値を下げるホルモンとしてよく知られているインスリンの分泌を促進してくれる役割と、血糖値を上げるグルカゴンの分泌を抑えてくれる効果があります。
ただし食べる順番がポイント!
腸内最近を元気にするごぼうなどの根菜類、わかめなどの海藻類、きのこ類、納豆などのネバネバする食品といった「水溶性の食物繊維」を先に食べます。
そのあとにサバ缶を食べることで、インスリンの分泌を早くすることができるので血糖値が上がるのを防ぐことができます。
血圧から肌といった体のすみずみにまで効果を発揮するサバ缶は、スーパーフードといっても良いですね!
水煮缶を半分食べれば1日のEPAの摂取量を取れるので、長期的に続けることが大切です。
サバ缶をいろんな方法で美味しく食べよう!
これだけ便利で栄養豊富なサバ缶を美味しく食べれる調理法をいくつか紹介します。
・サバの水煮缶の炊き込みご飯
必要な物はサバの水煮缶と米と水だけ!
米をといで、水煮缶を入れ、炊く分量の水を入れるだけです。
あとは炊き上がりにサバ缶の身をほぐせば出来上がり。
水煮缶の汁も入れることでサバのDHAとEPAを摂取でき、骨も一緒に混ぜるとカルシウムも取れます。
水煮缶なので薄味かも?と思うなら醤油や砂糖で少し味付けをしてもよいし、水煮缶に飽きたら味噌缶を使えば炊き込みご飯のようになります。
・サバの水煮缶の味噌汁
これには水煮缶の汁だけも良いし、身を入れてもよし!
お椀に水煮缶とお湯を入れ味噌を溶かし、魚臭さを消すために卸した生姜を入れたら完成です。
サバ缶の汁だけ残ってしまった時などにできる調理方なので、無駄なくサバ缶を使えます。
・サバのサラダ
サバの水煮缶の中身を出し、マヨネーズをかけます。
みじん切りにした玉ねぎをかけ、お好みで醤油をかけたら出来上がり!
サバ缶のEPAは玉ねぎのケルサチンと呼ばれる食物繊維と合わさると、脂肪燃焼の効果アップに繋がります。
マヨネーズのお酢も、サバ缶のカルシウムの吸収を促進してくれます。
・ひっぱりうどん
引用 https://macaro-ni.jp/34184
サバ缶と納豆とめんつゆを混ぜてつけダレのようにして、このタレにうどんをつけて食べます。
サバ缶と納豆を組み合わせることで納豆のイソフラボンがサバ缶の骨のカルシウムの吸収率を上げることで、骨を老けさせないようにします。
納豆を使っているので食べやすいので、夏バテので時にも食べれますね。
まとめ
とにかく体に良いサバ缶です。
数々の番組で取り上げられているので、スーパーでは品薄になっているのではないでしょうか。
ネットショップだとまだ在庫があるところが多いようなので、購入する1つの方法として検討してみて下さい。
健康にもよいスーパーフードとしてはもちろん、缶詰めなのでなにかあった時の非常食としても便利です。
密閉されてから加熱をしているので缶をあけない限り菌は入りません。
そして缶詰めは年月を重ねるほどに缶の中で身に味が染みて美味しくなるそうです。
保存期間は3年前後のものが多いですが、5年から7年過ぎても缶の中で菌が死んでいるので大丈夫です。
ですが変形している、膨らんでいるという缶は中に細菌が入っている可能性が高いのでこの場合は破棄して下さい。
この点だけ注意して、サバ缶で健康な体になりましょう!
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