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小林陵侑の成績に世界が震えた!スキージャンプ界のニューヒーロー小林陵侑とは?

小林陵侑の成績に世界が震えた!スキージャンプ界のニューヒーロー小林陵侑とは?

ウィンタースポーツとして有名なスキージャンプ。

現在開催されているスキージャンプのワールドカップで、たくさんの日本人選手が活躍している中、今一番注目が集まっているのが小林陵侑です。

小林陵侑自身にとっても過去最高となる驚異的な成績に、日本だけではなく世界からも大注目されています。

ここでは、彗星のごとく現れた小林陵侑の成績はもちろん、世界の反応や評価・小林陵侑について詳しくご紹介したいと思います。

 

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小林陵侑の輝かしい成績

かつて日本のお家芸と言われたスキージャンプですが、ここ最近はあまり良い成績を残せていませんでした。
そしてまた小林陵侑自身も、昨季までの最高成績が6位と表彰台を逃し、悔しい成績が続いていました。

ところが、今季ワールドカップの個人開幕戦でいきなり3位と小林陵侑自身初めて表彰台にのぼると、第2戦で138.5mを飛んで、小林陵侑自身初めてとなるワールカップ初優勝を飾りました!

第3戦では147.5mを飛んで連勝を果たし、快進撃の勢いのままドイツで行われた伝統の「スキージャンプ週間」では、なんと4戦全勝と総合優勝をし、日本勢初のスキージャンプ週間完全制覇を決めました!

ジャンプ週間について詳しくはこちら
ジャンプ週間とは?

ドイツのスべン・ハンナバルト、昨季の絶対王者ポーランドのカミル・ストッフに続く史上3人目の快挙となりました。

そして気付けば、スキージャンプ男子個人第23戦のうち、11勝も圧勝しており、シーズン11勝をしたのは日本人で初めてで、史上6人目の快挙になります。

今季個人戦での小林陵侑の成績をまとめると、

・2018 11/18 ヴィスワ(ポーランド)         3位
・   11/24 ルカ(フィンランド)          優勝
・   11/25 ルカ(フィンランド)          優勝
・   12/1 ニジニタギル(ロシア)          3位
・   12/2  ニジニタギル(ロシア)         優勝
・   12/15 エンゲルベルク(スイス)         7位
・   12/16 エンゲルベルク(スイス)         優勝
・ 12/30 オーベルストドルフ(ドイツ)            優勝
・2019 1/1 ガルミッシュパルテンキルヘン(ドイツ)      優勝
・   1/4  インスブルック(オーストリア)       優勝
・   1/6  ビショフスホーフェン(オーストリア)    優勝
・   1/12 ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア)   優勝
・   1/13 ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア)  7位
・   1/20 ザコパネ(ポーランド)         7位
・   1/26 札幌(日本)              5位
・   1/27 札幌(日本)              3位
・   2/1  オーベルストドルフ(ドイツ)      14位
・   2/2  オーベルストドルフ(ドイツ)      優勝
・   2/3  オーベルストドルフ(ドイツ)       9位
・   2/10 ラハティ(フィンランド)        2位
・   2/16 ヴィリンゲン(ドイツ)         3位
・   2/17 ヴィリンゲン(ドイツ)         優勝
・   3/10 オスロ(ノルウェー)          5位

になります。

残念ながら、オーストリアのゼーフェルトで行われた2年に1回の世界選手権では惜しくも表彰台には届きませんでしたが、大躍進と言えます!

今季ワールドカップは3/24まで続きますが、3/11にあと5戦を残して、日本勢初の個人総合優勝で快挙を達成し、冬の王者に輝きました!

小林陵侑の世界の反応や評価は?

突如、頭角を現した小林陵侑の存在は、日本よりもスキージャンプ本場ヨーロッパのメディアに大注目され、スーパースターとなっています。

そんなスーパースター小林陵侑に対し、ヨーロッパのライバル達は手放しで絶賛しています。

イタリアの地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「02年のドイツのスベン・ハンナバルト、昨年のポーランドのカミル・ストッフに続く4戦全勝の偉業を達成した【Ryoyu Kobayashi】という存在はライバルのジャンパー達に脅威を与えていた」と報道しています。

また、ドイツ代表のヘッドコーチであるヴェルナー・シュスターは「恍惚の表情だった。小林陵侑の大きな力がいつか噴出するだろうと思っていた。彼のようなジャンプができる選手を私は今まで見たことがない」と話しています。

小林陵侑と優勝争いをしたドイツのマルクス・アイゼンビヒラーは、「小林は非常に優秀な選手であることを僕らは嫉妬せず、素直に認めなければならない」と負けを認めた様子だったと言います。

さらに、ジャンプ界のレジェンドであるスベン・ハンナバルトは、「とにかく小林陵侑のジャンプはパーフェクト!とても攻撃的なスタイルやジャンプ時の余裕ある態度は無敵だ」と認めています。

 

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スキージャンパー小林陵侑とは?

小林陵侑は、岩手県出身の22歳(2019年3月現在)で、土屋ホームに所属しています。

4人兄弟(姉)の3番目で、なんと、全員スキージャンプの選手です。

5歳の時に兄の影響でスキーを始め、小学生の時、本格的に練習し始めます。

中学生時代は複合とジャンプを両立していて、全日本中学大会ではジャンプと複合の2冠を達成しています。

高校では出場した大会に次々と優勝し、今までの成年男子の優勝者を上回る得点で優勝したことが話題になります。

2015年4月、高校卒業後、葛西紀明が選手兼監督を務める土屋ホームに入社し、純ジャンプに転向していきます。
※純ジャンプとは、ノルディック複合(距離競技とジャンプ競技)と区別するためにジャンプのみの競技のこと。

2016年1月23日、ついにワールドカップデビュー!
それから、ワールドカップや平昌オリンピックに出場し、昨季までの最高成績は6位となっています。

 

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小林陵侑の成績まとめ

今回は、今話題沸騰中の小林陵侑の成績や世界の反応や評価から、小林陵侑自身についてもご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

簡単にまとめると、

・昨季までの最高成績が6位だった小林陵侑が、日本勢初のスキージャンプ週間完全制覇をした上、個人総合優勝で快挙を達成し、冬の王者に輝いた!

・スーパースター小林陵侑の存在は、世界でも大注目され、ライバル達が手放しで絶賛している。

・小林陵侑は、土屋ホームに所属する22歳で、兄弟(姉)もスキージャンプの選手をしている。

私は数回しかスキーの経験がないので、来季はスキーをしに行きたいなと思いました。

小林陵侑についてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

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