2015年に結婚され、翌年には子供が生まれ一児の父親となった福山雅治さん。
あまりプライベートを話さない福山さんなので、子供とどのように関わっているのか気になりますね。
そんな福山さんのお父さんはどんな人だったのでしょうか？

 

 

福山雅治の父親はどんな父親？

福山さんのお父さんは福山さんの幼少期、定職にも就かず、お酒とギャンブルが大好きな方でした。
家計は、お母さんがパートをして支えており、月20万円程の収入で家族4人での生活をしていました。
とても大変だったでしょう。
福山さんには家族旅行も外食も買い物をした記憶もありません。

「こういう家族がいいという実例はそばにはなかった、家族のことは好きじゃなかった」と福山さん自身も言っています。
そのようなお父さんの姿を見て育ったため、家族というものに対して、いい印象を持ってはいませんでした。
幼い頃の福山さんの目に映っていたのは女手ひとつ、必死にお兄さんと福山さんを育てるお母さん。
そしてたまに帰ってきては、酔っ払ってくだをまくお父さんの姿でした。
しかし、お父さんのことを恨んではいないということも福山さんは言っています。
それどころか、小学校低学年の頃にお父さんから褒められた経験が、現在の福山さんを支えてきたと話しています。

福山雅治の父親の現在は？

福山さんのラジオでは時々、お母さんとのやりとりを語ったりしています。
ですが、お父さんのエピソードはあまり話されません。
なぜなら、福山さんのお父さんは福山さんが高校２年生のとき、17歳のときに亡くなっているからです。
ガンで闘病した末に亡くなってしまいました。
葬儀の際は、マージャン仲間がたくさん参列しました。

実は福山さんの両親は原爆で被爆されていると、福山さん本人がラジオで語っています。
しかし、その事が直接関わっていた訳ではないようです。
被爆した恐怖から、お酒やギャンブルに走ってしまったというのもあるかもしれないですね。

福山雅治の父親との思い出

お酒が好きで、仕事もあまりしていないお父さんというと、福山さんはお父さんに対してあまりいいイメージを持っていないのではないかと思いますよね。
けれど、福山さんには１つだけ、お父さんに褒められたエピソードがあります。
それは、福山さんが小学校低学年の頃お父さんにおつかいを頼まれた時のことです。
福山さんはお父さんの好きなたばこの銘柄が近くのお店に売っておらず、遠くまでわざわざ買いに行きました。
そして帰りの遅くなった福山さんに、お母さんが怒ったのに対してお父さんは、わざわざ遠くまで目的の銘柄を買いに行った福山さんを根性があると褒めました。

福山さんがお父さんに褒められたのはその時だけです。
しかしその時にお父さんから褒められたという成功体験が自分の中に残り、それを支えに東京で頑張ることができたということなのです。
普段なかなか褒めない人に褒められるとすごく嬉しくて、印象に残りますよね。
それがお父さんなら尚更嬉しかったことでしょう。

 

 

福山雅治が父親を歌った曲

2013年4月に発売された30枚目のシングル「誕生日には真白な百合を」は、福山さんがお父さんとお母さんを思いながら作った曲です。
この曲は、福山さんが20代後半から、毎年お母さんに「産んでくれてありがとう」というメッセージカードとともに、花を贈っていることにちなんでタイトルがつけられました。
また、百合には、子から親への愛という花言葉があるそうで、タイトルに使われました。
歌詞のなかには、福山さんが、まだ長崎にいた頃の葛藤や、お父さんへの思いが込められています。
普通、親に感謝の気持ちを伝えるのは照れ臭いですが、きちんと言葉で伝えられるのは、お父さんを早くに亡くし、親がいるのが当たり前と思わずにいるからかもしれませんね。

福山雅治の子ども

福山さん自身は、2016年にお子さんが産まれています。
2019年2月、そのお子さんを幼児教室に通わせ始めたと報じられました。
お受験ママなら知らない人はいないと言われる程の名門教室です。
願書の書き方などの、親へのサポートも充実しています。
学費は入試前の特別コースなどを含めると、年間100万円程にもなり、福山さん夫妻が、お子さんの教育に熱心であるということが伝わってきますね。
福山さん自身の育ってきた環境とはまったく違うと感じますよね。

それには、福山さんは2013年の主演映画「そして父になる」で子どもを受験させるお父さん役を演じたことが関係しています。
福山さんは、父親役を演じる中で、将来の父親像を真剣に考えて、どんな父親になりたいか、との問いに「選択肢をたくさんつくってあげたい」と話しております。
お受験をするため塾に通うことは、そのたくさんの選択肢を作る第一歩と言えますね。

 

 

福山雅治 父親のまとめ

福山さんのお父さんは、仕事もあまりせず、お酒とギャンブルが大好きなお父さんであったということが分かりました。
福山さんとは、だいぶイメージがかけ離れた方だったんですね。
早くに亡くしてしまいましたが、福山さんにとって、とても大切な存在だったということも分かりました。

また、福山さんは、お母さんに毎年お花を贈るなど、親を大事にする素敵な方だとわかりましたね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。