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ジャンプ週間とは? 日程や賞金もわかりやすく解説!史上3人目の優勝は?

ジャンプ週間とは? 日程や賞金もわかりやすく解説!史上3人目の優勝は?

この記事ではジャンプ週間というスキーの試合についてわかりやすく解説していきます。
スキーに興味がある方にはなじみの言葉ですが、スキーに興味がない方は初めて聞く言葉かもしれませんね。

ジャンプ週間の日程や賞金などにも触れていくので、最後までお付き合いください。

 

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ジャンプ週間とは?わかりやすく解説

ジャンプ週間ってそもそもなに?

さて、ジャンプ週間はスキーの大会のことで、毎年の年末年始にまたがって開催される試合の総称です。
年末年始の8日間に4試合が行われて4試合の優勝者と4試合合計の得点で総合優勝を決める大会になっています。
スキージャンプの大会ではワールドカップが有名ですが、スキージャンプ選手にとっては、このジャンプ週間での総合優勝は一つのステータスでもあり、運ではなく実力で獲得する大会として注目を集めています。

開催会場は、ドイツとオーストリアで2試合づつ行われて、8日間で4試合なので、選手はかなりハードな試合になるので、体力と気力も必要なジャンプ週間ということになりますね。
なので、総合優勝はとても価値あるものになるのでしょう!!

歴史ある大会なので、そのあたりの歴史も知っておいてくださいね。

ジャンプ週間はいつから開催されてるの?

ここで、スキージャンプ週間がいつから開催されているのかの歴史に触れていきましょう。
スキージャンプ週間は、実はワールドカップよりも歴史が古くて、1952年から行われています。(現在、2019年なので66年の歴史ある大会)
スキージャンプ週間は年末年始に行われるので、「2018-2019シーズン」のように表現されているので、「1952-1953シーズン」からの歴史ある大会です。

ジャンプ週間ってなぜ話題になってるの?

この記事を読まれているということは、スキージャンプ週間という言葉が目に入ってきたからだと思いますが、なぜ話題になっているのでしょうか?
その答えは、すでにご存じの方もいるかもしれませんが、史上3人目の快挙を成し遂げるかもしれない日本人がいること、もしかして史上初の4試合全勝での総合優勝をするかもしれないということで注目を集めています。

その人物とは・・・

小林陵侑(こばやし りょうゆう)22歳です!!

プロフィールは最後に紹介します。
もっと小林陵侑選手について詳しく知りたい方は、こちらから↓↓↓

総合優勝ってどのように決められるかということですが、4試合8本のジャンプを飛んで、その飛距離点と飛型点の総合計で最も得点を多く取った選手が総合優勝します。
※飛距離点・・・K点着地=60ポイントでK点手前は60以下でK点超えは60以上を獲得できる。
※飛型点・・・最高60ポイント。5人の審判(一人20ポイント)の得点で最高と最低を除いた3人の点数合計。

ワールドカップと違う点は、ワールドカップの場合は各試合の順位点の合計で決められるので、途中のジャンプで失敗しても各試合でどれか1本でも良いジャンプができれば良い順位が取れていいのですが、ジャンプ週間では8本すべてがうまく飛べないと総合優勝は難しいということになります。

例えば、7本はすべて1位の点数を取れたけど、どこかで1本が失敗して0点であれば、8本すべてが2位の選手に逆転されてしまう可能性が大きいということです。
なので、8本すべてで実力を出し切る安定した技術が必要な大会ということになりますね。

では、スキージャンプ週間っていつ開催されているのかということで、日程について触れていきたいと思います。

ジャンプ週間の日程っていつ行われている?

スキージャンプ週間の日程は、2018-2019シーズンは下記の日程になっています。
2018/12/30 ドイツ オーベルストドルフ
2019/01/01 ドイツ ガルミッシュ=パルテンキルヒェン
2019/01/04 オーストリア インスブルック
2019/01/06 オーストリア ビショフスホーフェン

引用 http://www.newsdigest.de/newsde/features/858-ski-jump/

この開催地は1952年の初回開催から変わっていなくて、毎年この順番に開催されています。

引用 https://www.vierschanzentournee.com/de/ergebnisse/tourneesieger

ドイツのガルミッシュ=パルテンキルヒェンは、1936年に冬季オリンピックが行われた場所で、オーストリアのインスブルックは、1964年と1976年にオリンピックが行われた場所となっています。

 

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ジャンプ週間の賞金ってある?いくら貰えるの?

スキージャンプ週間で優勝した時の賞金って気になりますよね。
スキージャンプ選手ってあまりお金を持っているイメージがないので申し訳ないのですが、スキーの試合で優勝すると賞金はいくらぐらいもらえるのでしょうか?

このスキージャンプ週間の賞金の話をすると、
総合優勝者 : 20,000スイス・フラン
日本円に換算すると、「約220万円」

そして、金のイーグル像が授与されます。

引用 https://berkutschi.com/jp/front/news/4121

賞金としてはかなり少ないのでは?と感じますが、4試合もして総合優勝すればせめて500万円以上の評価があってもよさそうですが、なかなか厳しいようです。
賞金がすべてではなく、歴史に名を残すことが選手としての誇りになるでしょうから、賞金の大小に関わらずジャンプ週間に参加できること自体が素晴らしい努力と技術を認められたことになるのではないでしょうか。

ジャンプ週間のこれまでの歴史!日本人の成績は?

これまでにスキージャンプ週間の日程や賞金について触れてきましたが、肝心な成績に関する部分に触れていきましょう。
1952年から開催されてきた大会ですが、これまでの優勝者もその歴史の数だけ存在しています。

毎年の優勝者はこちらに詳しく載っているので参照してください。
スキージャンプ週間(Wikipedia)

ここでは主に連覇したりした選手を紹介します。

まずは、日本人で総合優勝した選手
日本人の総合優勝者
・1971-1972シーズン 笠谷幸生(かさや ゆきお)
1943年生まれの75歳(2019/1/6現在)

引用 https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2018/feature/20180110-OYT8T50013.html

・1997-1998シーズン 船木和喜(ふなき かずよし)
1975年生まれの43歳(2019/1/6現在)

引用 https://www.jiji.com/jc/pyeongchang2018?s=special&id=winterolymedalist0020

オリンピックでは、1998年長野オリンピックで、
団体ラージヒル、個人ラージヒルで2つの金メダル
個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得しています。

史上最多総合優勝 5回
ヤンネ・アホネン(フィンランド)
1998-1999シーズン
2002-2003シーズン
2004-2005シーズン
2005-2006シーズン
2007-2008シーズン

引用 http://vancouver2010.nikkansports.com/gallery/skijumping/20091130_88755.html

総合優勝 4回
イェンス・バイスフロク(東ドイツ)
1964年生まれの54歳(2019/1/6現在)

引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%AF

総合優勝 3回
ヘルムート・レクナゲル(東ドイツ)
1937年生まれの82歳(2019/1/6現在)

引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%82%B2%E3%83%AB

ビョルン・ヴィルコラ(ノルウェー)
1964年生まれの54歳(2019/1/6現在)

引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A9

4戦全勝での総合優勝
2001-2002シーズン スヴェン・ハンナバルト(ドイツ)
1974年生まれの44歳(2019/1/6現在)

引用 http://www.afpbb.com/articles/-/3157523

2017-2018シーズン カミル・ストッフ(ポーランド)
1987年生まれの31歳(2019/1/6現在)

引用 https://www.sankei.com/sports/photos/180105/spo1801050017-p3.html

これまでの66年の歴史の中で全戦優勝しての総合優勝はたったの二人だけです。

日本人では笠谷幸生(かさや ゆきお)と船木和喜(ふなき かずよし)の2人しか総合優勝を果たせていません。
そして、4戦全勝して総合優勝した日本人選手はいまだにいないのです。

2018-2019シーズンの小林陵侑(こばやし りょうゆう)選手は、第1戦~3戦まで優勝していて4戦目に期待がかかっています。


4戦まで優勝すると日本人初の全勝優勝での総合優勝が決定します。
レジェンド葛西 紀明(かさい のりあき)も成しえなかったジャンプ週間での総合優勝と4戦全勝での日本人初総合優勝に期待です。
ぜひこのチャンスを掴んで日本スキーの実力を見せて欲しいと思います。
日本全国で快挙の報告を待ってます!!

 

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まとめ

スキーのジャンプ週間という大会についてわかりやすく解説してきました。具体的にわかりやすく説明したつもりですが、わかりにくいなどございましたらコメントいただければ幸いです。

ジャンプ週間は年末年始草に行われる大会で、ドイツとオーストリアで4試合行い総合得点で各試合の優勝者を決めて、4試合合計で総合優勝者を決める1952年から開催されている大会です。

日本人の総合優勝はこれまでに2人で、今年は小林陵侑選手が総合優勝できる位置にいるということなので、最終戦に期待しましょう。

スポーツの大会の詳細や歴史や記録を知るとそのスポーツが面白く感じてくるのではないでしょうか。
この記事でスキージャンプに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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