
最近、日本人の食は肉がメインで魚を食べる習慣が減ってきているそうです。
そんな中、最近話題の缶詰!
サバ缶、イワシ缶などは好んで良く食べられていますよね。
特にサバは栄養豊富で生活習慣病予防にも効果があると言われている魚のひとつです。
悪玉コレステロールや脳の活性化など生活習慣病予防にも効果があります。
今回はそんな魅力たっぷりのサバ缶について詳しくご紹介していきたいと思います。
お好きなところからご覧ください。
サバの効果とは?
昔から好んで良く食べられているサバ。
サバには多くの栄養素がたくさん含まれています。
まずはサバを食べることで体にどんな効果があるのか説明していきます。
1.抗酸化作用
サバにはミネラルの一種であるセレンが豊富に含まれていて、タンパク質と一緒になることで体の中で吸収されやすくなります。
セレンの効果は抗酸化作用で、体の中の細胞を元気にする働きがあり、疲労回復効果、アンチエイジング、がん予防などの効果が期待できます。
2.悪玉コレステロールを減らす効果
サバにはDHA・EPA(脂肪酸の一種)がたくさん含まれています。
このDHAの働きにより血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことができます。
DHA・EPAにより血液がサラサラになり血管をやわらかくするため生活習慣病予防に効果的です。
3.動脈硬化予防
DHA・EPAは血液中の中性脂肪も減らす役割をもっており、血液サラサラ効果や、血管を拡張する作用もあります。
さらに血管を拡張することから血圧を下げる効果や動脈硬化を予防してくれる働きもあります。
4.アルツハイマー病や認知症予防
DHAは脳や神経の働きを助ける役割をもっているため、脳を活性化させ、記憶力も良くなる効果もあります。
頭を使う仕事や学生さんにもサバの栄養素はとっても魅力的なのです。
5.イライラを鎮める効果
サバに含まれるDHAは脳を活性化させるだけでなく、鎮静効果もあります。
6.貧血予防
サバにはビタミンB12が多く含まれており、貧血予防にも効果があります。
ビタミンB12は赤血球の中のヘモグロビンを作る働きがあり、成長期の女性や成人の女性はホルモンの影響により貧血になりやすい性質にあるため、貧血予防にもぴったりです。
また、妊娠中の女性も貧血になりやすいので積極的に摂取することをおすすめします。
7.骨や歯を作る働き
サバにはビタミンDも豊富に含まれており、骨や歯を作る働きを助ける役割を持っています。
女性は特にホルモンの影響で50歳前後は骨がもろくなりやすいので、骨粗鬆症の予防にもサバは効果的です。
サバ缶の魅力
サバにはたくさんの栄養素があり、食べることで体にとても良いことも分かりました。
しかし、実際にサバを料理するとなると、肉に比べて調理に手間がかかり、生臭い匂いが苦手な方も多く調理するのに大苦戦する人も少なくないですよね。
日本人の魚離れも、調理方法が原因のひとつなのではないかと思います。
1)サバの旬の時期以外でも美味しく食べられるサバ缶!
真サバの旬の時期は10月~2月頃の冬の寒い時期に脂がしっかりのっていて美味しく食べられます。
理想は旬の美味しい時期に食べたいですが、1年通して美味しく簡単に食べたいですよね。
そんな時は調理にも手間がかからず、気軽に摂取できるサバ缶がおすすめです。
2)サバ缶を美味しく食べるコツ!
最近はメディアでも缶詰レシピを取り上げていることが多いですよね。
サバ缶だけでも水煮や味付けが済んでいる味噌煮や醤油煮、塩だれなど多くの種類があり味がついているサバ缶はそのまま食べてもとっても美味しいです。
白米やみそ汁との相性抜群なので、おかずのひとつとしても大活躍です。
今回はそのまま食べても美味しいサバ缶をさらに簡単に美味しく変身させるレシピについてご紹介したいと思います。
サバ缶の炊き込みごはん
【 材料 】
・米 1.5合
・サバ缶(醤油煮でも味噌煮でも味がついていればお好みでOK)
・酒 大さじ1
・生姜チューブ 2cm
・大葉 4枚
・ゴマ 適量
お好みでネギや梅干しなどの薬味を使っても美味く食べられます。
【 手順 】
①お米を研ぎ、1合目まで水を入れる。
②研いだコメのサバ缶を汁ごといれる。
③酒、生姜、大葉は千切りにしていれる。
④炊飯のスイッチを押す。
⑤炊き上がったら混ぜる。
⑥茶碗に盛りつけた後、ゴマやネギなどの薬味をトッピングする。
⑦完成!
サバを食べて生活習慣病を予防しよう!
日本人の食の欧米化がすすみ、生活習慣病は深刻な問題となっています。
以前は50歳前後の人の病気というイメージがありましたが、最近は20代の人にも当てはまる病気で、若いから心配ないと安心してはいけません!
1)動脈硬化とは?
動脈硬化とは血管が固くなり、血管が詰まってしまう病気で、脳や心臓の血管、または全身の血管に影響を及ぼす怖い病気です。
サバに含まれるDHA・EPAの成分は悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる効果があるので、動脈硬化を予防できるのです。
3)悪玉コレステロールとは?
悪玉コレステロールという言葉は耳にすることがありますよね。
これは血液中に含まれるコレステロールの一種で、コレステロールには悪玉コレステロールと善玉コレステロールがあります。
このふたつのコレステロールがバランス良く働いていると問題はありません。
しかし、かたよった食生活により悪玉コレステロールが増えてくると血管にダメージを与え始め、血管の内側を傷つけ、血管を塞ぎ血液の流れを悪くするようになります。
悪玉コレステロールが原因で、心筋梗塞、脳梗塞または血栓症にもつながり、治療せずにそのままにしておくといずれは命の危険にもつながってきます。
4)悪玉コレステロールを増やす食べ物
悪玉コレステロールを多く含んでいる食べ物は、バターなどの油分や生クリームなどの乳製品、ラードや肉の脂身があります。
これらを好んで食べ過ぎてしまうと悪玉コレステロールが増えてしまうので注意が必要です。
5)ストレスも悪玉コレステロールを増やす原因!?
実はストレスを感じることでストレスホルモンが活性化し、悪玉コレステロールを増やすということも分かっています。
食生活に気をつけていてもイライラしたり、緊張したりすることで悪玉コレステロールが増えるなんて驚きですよね!
ストレスも上手く発散して悪玉コレステロール予防をしていきましょう。
まとめ
今回はサバやサバ缶の魅力についてご紹介していきました。
サバには多くの栄養素が含まれていて大きく7つに分けられます。
①抗酸化作用
②悪玉コレステロールを減らす効果
③動脈硬化予防
④アルツハイマー病や認知症予防
⑤イライラを鎮める効果
⑥貧血予防
⑦骨や歯を作る働き
その中でも、サバは血液にサラサラにする効果や血管をやわらかくする効果があり、悪玉コレステロールを減らし動脈硬化予防に効果が高いことが分かりました。
ストレスでも悪玉コレステロールは増えてしまうので、バランスの良い食事とストレスを発散することが大切です。
体にとって魅力的な栄養素が多いサバですが、日本人の魚離れが心配されています。
そんな時はサバ缶を利用することで簡単で美味しくサバを食べることができますよね。
そのまま食べてもとっても美味しいサバ缶、白米やみそ汁のおかずとしても相性ばっちりです。
また、サバ缶を使った簡単で美味しいレシピも話題なのでこれらを活用し積極的にサバを摂取していきましょう。
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