今年で41回目を迎える24時間テレビ。出演者のギャラ表や、総額・寄付金のあれこれについて、お届けしていきましょう。

ネット上などでは、出演者に支払われるギャラについて、いろいろと噂されているようです。
チャリティー番組なだけに、いろいろと噂されるお金の使われ方、本当のところは、どうなのでしょうか…？
迫っていきましょう。

 

 

24時間テレビの歩み

24時間テレビは、「愛は、地球を救う」をキャッチフレーズに、毎年、行われているチャリティー番組です。
殆どの方が、一度は見たことがあるのではないでしょうか？

芸能人の方々が、多く出演をし、テレビを通して、設定されたメインテーマのもと、国内だけに限らず、海外への支援、環境保護、災害復興の為に、私たちが、今できることは何なのか？を問いかけ、寄付金の呼びかけ等を行っています。

スタートは、1978年、今から40年前、「寝たきり老人にお風呂を！身障者にリフト付きバスと車椅子を！」が、メインテーマでした。
総合司会は、萩本欽一さん。2007年には、チャリティーマラソンのチャリティーランナーとしても、参加をされました。
ランナーとしては、最年長の66才でのチャレンジ。見事、70㎞を完走されました。
記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

このチャリティーマラソンは、1992年から毎年、行われており、間寛平さん（3回）、徳光和夫さん、森三中の大島美幸さんなどが、参加をされました。
徳光和夫さんは、マラソンだけではなく、番組のスタートからずっと、出演をされているんです。
24時間テレビには、なくてはならない存在ですね。

そして、この番組のテーマカラーとも言える、黄色。
チャリTシャツは、印象的ですよね？これは、チャリティーグッズとしても売られていて、私たちも購入することができます。
この収益金は、寄付金となります。
今年は、渡辺直美さんが、プロデュース。バックのデザインは、今年のメインパーソナリティーの“Sexy Zone”とのコラボだそうです。

今年の放送は、８月25日と26日。メインテーマは、「人生を変えてくれた人」。チャリティーランナーは、“ANZEN漫才”の、みやぞんさん。
トライアスロン形式の、チャリティーマラソンに挑戦されるそうです！
彼は、身体能力抜群なので、期待が高まりますね。

続いては、噂されている、出演された芸能人の方々のギャラ表について、お届けしていきましょう。

 

 

24時間テレビのギャラ表や、総額のあれこれ

毎年、多くの芸能人の方々が、出演される24時間テレビ。
そのギャラは、どうなっているのでしょうか？
「チャリティー番組だから、ギャラは、ないでしょ？」と、考えるのが、普通…？「いや、あるでしょ。」と、考えるのが、普通…？
皆さんは、どう思われますか？

そのギャラについて、某、週刊誌に、24時間テレビに出演された芸能人の方々のギャラ表が、載せられました。
その内容は、波紋を呼び、ネット上においても、様々な意見が飛び交うようになりました。
一部をまとめてみると、

１億…萩本欽一さん

5千万…嵐（５人で）

1千万…ジャニーズメンバー、DAIGOさん、松下奈緒さん、大島美幸（森三中）さんなど

500万…上戸彩さん、水ト麻美さんなど

どうでしょう、この金額。ドラマの出演者や、チャリティーランナーなどへのギャラも入れると、総額、二億円近くいく場合もあります。

なお、萩本欽一さんは、最初の提示金額は少ないと渋り、金額を上げさせ、全額、寄付に回すよう、おっしゃったそうです。
「ギャラは、関係ない。いらない。」という事を、伝えたかったのではないでしょうか。
そして、嵐も、ギャラを受け取っていないとのこと（日本テレビからのコメントあり）。

24時間テレビの番組制作費、ある年の総額は、4億2千万円。
広告収入、ある年の総額は、22億2,750万円だとか。
この広告収入から、番組制作費とギャラを引き、残りは寄付に回すそうです。（まあ、そうですよね。）

日本テレビ側は、基本は、ボランティアでお願いしているとのこと。あくまでも、謝礼として出していると…。

「チャリティー番組だから、当然、ボランティア。」
「チャリティー番組と言っても、仕事。」と、考えは、人、様々でしょう。
中には、ギャラから一部、寄付として出した方もいるかもしれません。

例えば、私たちの中にも、チャリティーにあまり、関心のない方もいるでしょう。
ですが、もし、好きな芸能人の方が、出演されるのであれば、番組を見る方もいるでしょう。
それがきっかけとなって、チャリティーに関心を持たれるようになるかもしれません。

この番組を見て、心を動かされない方は、あまり、いないはず。
芸能人の方々も、きっと同じはずです。
たとえ、ギャラをもらっていたとしても、寄付をされているのでは…？と、考えます。

では、続いては、寄付金のあれこれについて、お届けしていきましょう。

 

 

24時間テレビ、寄付金のあれこれ

24時間テレビの寄付金は、全国から寄せられています。
寄付の方法には、全国各地に設置された募金会場、日本武道館、インターネット、銀行口座（ゆうちょ、イオン）、チャリティーグッズの購入（チャリTシャツ、バンダナ、バッジなど）が、あります。

寄付金は、福祉車両の贈呈、障害者スポーツ支援、環境保護活動、災害復興などの為に、使われています。
国内だけではなく、アフリカ（南アフリカ、ケニアなど）、ネパール、カンボジア、ベトナムなど、これまでに20ヶ国以上の国を支援してきました。

スタートから、昨年の40回までに、寄せられた寄付金の総額は、372億5,395万5,817円。毎年、平均、約9億3千万円の寄付金が、集まっていることになります。
今年、チャリティーパーソナリティーとして、参加される、木村佳乃さんは、ギャラを寄付すると言われているそうです。
普段から、木村さんは、福祉活動をよくされているのだとか。

今年は、７月に、西日本豪雨災害がありました。
24時間テレビチャリティー委員会は、被災地の広島、岡山、愛媛県へ、支援を行い、緊急募金の呼びかけも、行いました。（８月10日に終了）
おそらく、この内容は、番組放送時にも、取り上げられることでしょう。

嵐も、広島、岡山、愛媛県へ、5千万円ずつの寄付を行いました。
又、Tシャツや歯ブラシなどの支援物資も寄付。
嵐のメンバー、松本潤さんは、実際に被災地を訪れ、子どもたちに、Tシャツなどを手渡ししていました。
子どもたちは、とても喜んでいました。
嵐が、24時間テレビに参加したことが、こういった事にも、つながっているのではないでしょうか？
私は、そう考えます。

まとめ

「24時間テレビのギャラ表や、総額・寄付金のあれこれに迫る！」について、お届けしてきました。
24時間テレビのような番組は、日本では、他にはありませんよね？
今の日本に必要なこと、理解を深めて欲しいこと、一度に全国へ伝えるには、やはり、テレビの力が必要です。
そして、しっかりと伝えてくれる人も…。

いろいろと、噂は飛び交っていますが、やや、誤解されている点もあるようです。
40年も続いている番組、何か、噂が立っても仕方のないことなのかもしれません。
ですが、全国から寄せられた寄付金は、先程もお話ししたように、日本各地に、更に、海外へと役立てられています。
その事は、しっかりと、理解して頂きたいと思います。

24時間テレビの公式サイトでは、いろいろな情報を見ることができます。ぜひ、サイトを訪れてみては、いかがでしょうか…。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。