
24時間テレビと言えば、夏の番組で有名ですよね?
毎年、多くの募金会場が設置され、多くの募金が集まっています。
その募金額は、いったいどの位なのでしょうか?
そして、その使い道とは…?“24時間テレビ、早分かり”として、お届けしていきたいと思います。
今年の情報も合わせて、ご紹介していきましょうね。
お好きなところからご覧ください。
24時間テレビとは?
24時間テレビは、「愛は、地球を救う」として、1978年(S.53)に始まった、チャリティー番組です。
毎年、8月下旬の土曜日~日曜日に渡って、日本テレビ系列で、生放送されています。
毎年、多くの芸能人の方たちが参加し、メインテーマを基に、チャリティーマラソン、ドラマ、募金の呼びかけなどを行っています。
第1回目のメインテーマは、「寝たきり老人にお風呂を!身障者にリフト付きバスと車椅子を!」でした。
1回目から出演し続けているのは、徳光和夫さん。もちろん、今年もサポーターとして、出演をされます。
この番組では、様々な環境で生きている人々、障がいをもちながらも、いろいろな事に挑戦している人たちの、頑張っている姿を画面を通して、見ることができます。
考えさせられる事は、本当に多くあります。
今年(2018年)は、8月25日、26日に放送予定。
メインテーマは、「人生を変えてくれた人」
メインパーソナリティーは、“Sexy Zone”
番組パーソナリティーは、“サンドウィッチマン”
チャリティーランナーは、“ANZEN漫才のみやぞん”
他にも、多くの方々が、出演されます。
みやぞんさんは、番組初の、トライアスロン式のチャリティーマラソンに、チャレンジするそうです。
彼ならではのチャレンジですね。
ドラマスペシャルでは、「仮面ライダー」や「がんばれ!!ロボコン」でお馴染みの、石ノ森章太郎さんの物語をドラマ化。
毎年恒例のチャリティーTシャツは、渡辺直美さんがプロデュースしたものだそうです。
出演者の方々が着ていますので、ぜひ、注目ですね。
続いては、募金会場と募金額について、お話していきましょう。
24時間テレビの募金会場と募金額は?
引用 https://garden-concierge.net
24時間テレビの募金会場は、全国各地に設置されます。
今年は、
*日本武道館
*各放送局の募金会場
*イオン、ダイエー、マックスバリュー
*住友生命・各支社のご来店窓口
*東京・新橋ヤクルト本社と各支店
*日産自動車・全国の日産販売店
*東洋水産・各支店・グループ会社
などです。
24時間テレビ開始の1978年から、昨年の2017年までの、募金額の総額は、372億5,395万5,817円です。
第1回の募金額は、11億9,011万8,399円。
昨年、第40回の募金額は、6億9,915万3,512円でした。
この40年間の間に、募金額が一番多かった年は、2011年(H.23)・第34回の、19億8,641万4,252円でした。
これは、お気付きの方もいるかもしれませんね。東日本大震災のあった年です。
今年は、西日本豪雨災害が、ありました。
24時間テレビチャリティー委員会は、緊急の募金活動をすでに行い、8月10日に、受け付けを終了しています。
本当に、毎年、たくさんの募金が集まり、放送当日も、全国各地で、募金を持ってきている方たちを、見ることができますよね?
たくさんの方の、“力になりたい”という温かい気持ちが伺えます。
では、このように集まった募金は、どのように使われているのでしょうか?
テレビでも、どのように使われているか、説明されていると思いますが、募金の使い道をお伝えしていきましょう。
寄付の詳しい方法や会場はこちらから
24時間テレビ、募金の使い道とは?
24時間テレビで集められた、たくさんの募金は、福祉・環境・災害復興の為に使われています。
具体的には、まずは福祉の使い道。
①福祉車両贈呈
引用 https://www.ksunhome.or.jp/news/949/
24時間テレビのマークの付いた、福祉車両を見かけたことがある方もいるでしょう。
リフト付きバスやスロープ付き自動車、訪問入浴車、電動車椅子、福祉サポート車を、全国各地に贈呈しています。
第1回目のメインテーマにあったように、このような福祉車両は、なくてはならない存在。笑顔を運んでくれますよね。
②障害者情報保障支援
聴覚などに障がいをもつ方たちへの、情報支援です。
「アイ・ドラゴン4」(聴覚障害者用情報受信装置)と「テレビ字幕コントローラー」の贈呈。他には、「小児筋電義手」の贈呈。
③難病者支援
山梨県にある、難病の子どもたちと保護者の方々の保養施設「あおぞら共和国」へ、災害時用の、貯水槽の贈呈と、蓄電池の増設を行いました。
④障害者スポーツ支援(2014年より)
スポーツ用義足、バスケット用車椅子、ボッチャ用具、バドミントン用車椅子の贈呈。
様々なスポーツの場で、たくさんの方が、活躍されていますよね。
⑤身体障害者補助犬普及支援
盲導犬、手足に障がいをもつ方を助ける、介助犬や、聴導犬への理解と知識を高めてもらうための活動を行っています。
盲導犬はよく知られていますが、介助犬と聴導犬の認知度は、やや低いかもしれませんね。
私は以前、テレビで、聴導犬の様子を見たことがあるのですが、とても賢くて、障がいをもたれている方たちにとっては、本当に、安心して頼れる存在だなと感じました。
続いては、環境の使い道。
環境の使い道
引用 http://www.24hourtv.or.jp/environment/index.html
地球環境保護支援、日本をきれいにするプロジェクト、環境美化活動。日本各地の水辺や山辺などの清掃を行ったりしています。
最後は、災害復興の使い道。
災害復興の使い道
日本のあちこちで、災害が起こり、多くの支援を必要としています。
岩手、宮城、福島、熊本県への支援を行いました。
その他、海外への支援も行っています。
以上が、募金の使い道です。
本当に多くの事に、役立てられているのですね。
なかなか、少ない人数での募金ではできない事でも、こうして、多くの募金が集まると、こんなにもの多くの支援が、できるのですね。
なお、詳しいそれぞれの支援の内容は、24時間テレビの公式サイトから、見ることができますので、興味をもたれた方は、ぜひ、御覧下さい。
まとめ
「24時間テレビの募金会場、募金額や使い道とは?」について、お届けしてきました。
24時間テレビのたくさんの活動が、お分かり頂けたのではないかと思います。
全国から集められた募金は、大きな力となって、たくさんの笑顔を届けているのですね。
ずっと、24時間テレビが続いているのは、全国から寄せられる、この、温かい気持ちではないでしょうか?
これからも長く続いていくことでしょう。
今年は、また、違った気持ちで24時間テレビを見ることができそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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