
素肌がきれいって憧れますよね。
ニキビがひとつでもできると早く治らないかとあれこれ試して治療をします。
ネットでも何か良い治療、早く治る有名な治療法はないかと検索することもあると思います。
ようやくニキビも治ったかと思ったら次はニキビ跡が気になる!
跡がのこってしまい、化粧でごまかし肌に自信がなくなる人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなニキビ跡の治療法についてお話していきます。
お好きなところからご覧ください。
ニキビの原因とは?
そもそもニキビはどうしてできるのでしょうか?
ニキビは年頃の女の子だけでなく、大人の女性にもできる肌の悩みのひとつです。
まずは、そのちがいについてみていきましょう。
(1)思春期ニキビ
毛穴にあぶらが溜まることで起こるニキビ。
皮膚のあぶらの量が多くなることで起こりやすいと言われています。
(2)大人ニキビ
男性ホルモンが多く出ることよって毛穴に角質がつまりやすくなり起こるニキビ。
また、乾燥により肌の水分量が低下することで肌のバリアが弱まりニキビができやすい状態になるのです。
※角質とは、古くなった皮膚。肌は内側から新しく生まれ変わっていきます。肌の外側になるほど古い皮膚となっていきます。
ニキビ跡ができる有名な原因は3つ
ニキビ跡ができる原因は、肌のバリア機能が弱まったときに起こりやすいと言われています。
バリア機能が弱くなることでニキビもどんどん増えて、肌を自然に治すちからも弱まりニキビ跡ができるのです。
ニキビ跡の有名な原因は大きく分けて3種類。
①炎症が起こりシミのように跡がのこるタイプ
②肌のおくに残っている炎症が原因の赤みタイプ
③ニキビにより肌がデコボコしたタイプ
ニキビ跡は、間違った方法で治療しつづけているとどんどん悪くなってしまうのです。
正しい治療を行い、肌をきれいな状態にもどしてあげましょう。
※炎症とは、からだの細胞が傷つき細胞になんらかの影響がおきたときにおこる反応。
ニキビ跡に効果がある有名な治療法!
ニキビ跡のケアの大切なポイントは、肌のバリア機能を回復させることです。
肌が自分の力で治そうとする力を元気な状態に戻すことです。
バリア機能と自然治癒力をあげることでニキビを予防する効果も得られるのです。
※自然治癒力とは、細胞が自分の力で治そうとする力。
(1)ハイドロキノン
シミのように残ったニキビ跡には、ハイドロキノンが効果的です。
シミのような跡ができる原因は肌の炎症によっておこるメラニンという物質です。
CMや雑誌などでもメラニンという言葉は有名でよく耳にする機会もおおいのではないでしょうか?
このメラニンが増えることでシミができるのです。
ハイドロキノンはこのシミの原因となるメラニンを作る作用をおさえることでシミを予防します。
ただ、ハイドロキノンは薬なので副作用もあります。
皮膚科の先生にきちんと相談することをおすすめします。
(2)ピーリング
シミのようなニキビ跡、赤みのあるニキビ跡、デコボコタイプのニキビ跡に効果がみられます。
美容皮膚科ではこの治療は有名です。
特に赤みニキビ跡、シミのようなニキビ跡には効果が高く、ニキビ跡を目立たなくする効果があるといわれています。
ピーリングとは、角質のケアを行うことです。
ピーリングという薬を肌に塗ることで、肌の表面の古い角質をとっていく治療です。
ピーリングをおこなうことで肌が新しく生まれ変わる力とコラーゲンを作る力を高める効果があります。
ただし!炎症が強く起こっている肌にピーリングを行うとさらに炎症がつよくなることもあるので赤みニキビ跡には注意がひつようです。
炎症がおさまってからピーリングをおこなうことをおすすめします。
肌の調子に合わせた治療をおこなうようにしましょう。
(3)イオン導入
イオン導入は、赤みのあるニキビ跡、シミのようなニキビ跡、デコボコのニキビ跡の3種類ともに有効です!
イオン導入とは小さな電気を流すことで、肌の奥深くまで美容成分をとどけることができる治療のことをいいます。
ニキビ跡に使われる美容成分には、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスなどがあります。
ビタミンC誘導体やプラセンタエキスは化粧水や美容液にも使われていることは有名ですよね!
これらの美容成分はニキビ跡にとても効果があると言われています。
しかし、ただ肌にぬるだけでは効果はなかなか得られないのが事実です。
肌にはバリア機能があるため表面のみに効果はあっても肌の奥までは届かないのです。
そこで、このイオン導入をつかい、肌の奥底からニキビ跡を治療していくことでより効果的に治療をおこなうことができるのです。
(4)レーザーやフォトフェイシャル
レーザー治療は肌のデコボコを治す治療です。
肌を直接けずる方法や小さな穴をあけて肌の細胞を入れかえる方法です。
ただ、レーザー治療はお金も高く痛みがあるのも特徴です。
痛みが苦手な人にはフォトフェイシャルといった光を肌に当てる治療があります。
フォトフェイシャルは光を肌に当てることで肌細胞の生まれ変わる力を元気にする効果を高める治療です。
シミやそばかすをうすくする効果があります。
まとめ
今回はニキビ跡の種類や治療についてご紹介しました。
ニキビ跡といってもいろんな種類があり、その症状にあった治療が必要です。
- 赤みニキビ跡にはピーリング、イオン導入。
- シミのようなニキビ跡にはハイドロキノン、ピーリング、イオン導入。
- デコボコのニキビ跡にはピーリング、イオン導入、レーザーやフォトフェイシャル。
赤みのあるニキビ跡、シミのようなニキビ跡、肌がデコボコしたニキビ跡。
それぞれのニキビ跡の悩みに対して正しい治療を行い、きれいな肌を作りましょう。
ニキビやニキビ跡の治療には時間はかかります。
治りづらいニキビは早めに皮膚科の先生に相談することも大切です。
肌のバリア機能や治癒力を高め、健康な肌の状態にもどすことが一番のポイントなのです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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