Read Article

終活とは?40代、50代でしておくべきこととは?

終活とは?40代、50代でしておくべきこととは?

最近、話題となっている、“終活”。40代、50代での終活が、勧められているのをご存知でしょうか?

ここでは、終活とは何か?、40代、50代からしておくべき、終活の内容を詳しくお伝えしていきましょう。
まだ、早すぎるのでは?と、思われている方も、多いかもしれませんよね?いや、そうでもないんです…。

 

【スポンサードリンク】

 

終活とは…?

終活とは、「人生を終えるに当たっての、様々な準備を自分自身で行うこと。」を言います。
何故、今、終活がこのように、勧められるようになったのでしょうか?
その背景には、このような事が、あるのです。

今、日本は、「少子高齢化社会」。平均寿命は、男女共に、80歳を超えています。
後には、人口のおよそ、三分の一を高齢者が占めるようになると、言われています。
少子化の為、子どものいない高齢者も増えてくる可能性も、当然、考えられるでしょう。
その為、生きている間に、周りの人に迷惑をかけることのないよう、人生の最期の準備を、自分達でしておく必要があると、考えられるようになったのです。

では、具体的には、どのような事を行えばいいのでしょうか?
一部、ご紹介しましょう。

① エンディングノートを書く。

本屋さん、文房具店などで売られています。
終活をするに当たっての必要な事が、記入できます。
例えば、自分自身や家族、親戚のこと。資産、葬儀のことなど。
これを見れば、貴方自身の事が、殆ど分かるようなノートとなっています。
遺言書とは、違います。

② 生前整理をする。

持ち物を整理し、いらない物は処分する。
重要な書類などの確認等を行い、分かりやすいようにしておく。

③ お墓などを決める。

以上のような事が、挙げられます。

終活を行う事によって、今までの自分を振り返り、これからの人生をどう生きるべきかが、見えてくるようになります。
又、遺産相続などのトラブルも防ぐことができます。

人は、いつどうなるか分かりません。
自分が元気でいる間に、少しずつでも、できる限りの事をしておけば、安心して過ごすことができるというわけなのです。

その終活のススメは、今は、40代、50代からと、やや早すぎるのでは?
と思われるような、年代から勧められていますが、実は、早くはないのです。
では、まずは、“40代からの終活とは…?”について、お伝えしていきましょう。

 

【スポンサードリンク】

 

40代からの終活とは…?

平均寿命から考えると、まだ、40年ほど人生はありますが、早ければ、自分のやりたいことが、まだ、いくつでもチャレンジできる年代が、40代なんです。
その為、終活が、勧められているのです。
では、どんな事を、行えばいいのでしょうか?

①生前整理

・まずは、自分の部屋を見渡してみましょう。
衣類、小物、本など、使用していない物はありませんか?
おそらく、いろいろとあるはずです。
必要のない物は、処分していきましょう。

・銀行や生命保険などといった、重要書類は、ひとまとめに。

・銀行口座からの自動引き落としは、どんなものがあるのか、分かるようにしておきましょう。(公共料金や携帯電話の料金)

・クレジットカードを複数持っている人は、使用頻度の少ないものがあれば、減らしてみましょう。

・パソコン、スマートフォンなどのパスワードをまとめたメモを作る。退会手続きなどをしてもらう為です。(保管場所に注意して下さい。)

・普段、使わなくなったサイトで、会員になっているものがあれば、退会処理をしましょう。 など。

②エンディングノートを書く。

家族への思いや葬儀内容、埋葬内容など、家族とも相談しながら記入しておきましょう。
こと、細かく、記入する必要はありませんが、どういった内容のものがあるのか、目を通し、把握しておくといいですね。
年に一度、見直すことをオススメします。

なお、銀行の口座番号・カードの暗証番号等は、記入しないことです。
保管場所も、人目のつかない所に決めておきましょう。

③延命治療や臓器提供について

臓器提供は、健康保険証に記入する欄がありますよね?
じっくりと考えて、記入しておくといいでしょう。
延命治療についても、考えておきましょう。

④遺影を選ぶ。

大人になってからの、一人で撮った写真は、ありますか?
準備しておくといいですね。

40代は、人生の分岐点となる年代。
終活を考え始めるには、ちょうどいいのかもしれません。

続いては、“50代からの終活とは…?”について、お伝えしていきましょう。

 

【スポンサードリンク】

 

50代からの終活とは…?

40代に比べると、50代の方の方が、もっと具体的に、終活の事を考えられている方も、いるかもしれませんね。
では、50代の方の、具体的な終活。

①生前整理

・不要な物を処分していきましょう。(大きな物などは、特に。)

・経費の見直し。例えば、生命保険や、携帯電話の料金プランなど、節約できる所はないか、見直してみましょう。
趣味や貯金の方へ、回せる可能性があります。

・銀行の通帳や、重要書類は分かりやすいようにまとめておきましょう。
・銀行口座からの自動引き落としがあれば、どのようなものがあるのか、分かるようにしておきましょう。 など。

②遺言書、エンディングノートを書く。

・遺言書は、法的書類であり、エンディングノートは、そうではありません。
遺言書は、無効にならないように、書く必要があります。
注意事項をしっかりと確認した上で、書くようにして下さい。

・エンディングノートは、様々な項目があり、自分の思いをしっかりと書くことができます。
例えば、家族や親戚のこと。医療や介護のこと。葬儀の希望など。

銀行の口座番号や、カードの暗証番号等は、詳しく書かないようにしましょう。
又、保管場所は、人目のつかない所に決めておいて下さいね。

③葬儀やお墓の希望を伝えておく。

エンディングノートと重複する内容もありますが、しっかりと自分の希望を、言葉で伝えておくことは、大切ですね。
どのような葬儀をして欲しいのか、埋葬はどうして欲しいかなど。

④延命治療や介護のことを決めておく。

明確にしておくことで、いざという時に、慌てなくてすみます。

終活を行う事で、退職後の人生も、具体的に考えることが、できるかもしれませんね。

以上が、40代、50代の終活です。
この他にも、貴方自身で、気付いた事があれば、行って下さい。

まとめ

「終活とは…?40代、50代でしておくべきこととは?」について、お伝えしてきました。
こうして、終活の内容を見てみると、40代からでも、決して、早くはないですね?
ちょうど、いい時期ではないかと思いました。

私も、自分の部屋を見渡してみると、不要な物が、結構あります。
“いつか、使うかな”と思いながら、置いている物、処分方法に困って、そのままのもの…。

私は、40歳を前に、大病を患いました。
それ以来、自分の今後について、いろいろと考えるようになりました。
人は、何か、自分に大きな出来事が起こらない限りは、人生について、いろいろとあまり考えないかもしれません。
私にとっては、今がちょうど、終活の始め時ではないかと思っています。

人間は、いつ、何が起きるか分かりません。
起きてからでは、遅いことだってあります。
悔いのない人生を送る為にも、できることからコツコツと、貴方なりの終活を、行ってみるのもいいのではないでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

【スポンサードリンク】
URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Return Top