
プロテニスの大坂なおみさんが20歳になって国籍の選択問題が話題になってきました。
なぜ国籍の選択問題なんか出てきたのでしょうか。
国籍って生まれた時に決まっているもんだと思っていましたが、選択できるって言う事実にも驚いてしまいます。
そんな国籍の選択問題の結末がどうなるのか、そして大坂なおみさんの本名って日本の名前が本名なのか疑問なので、調べてみたのでお伝えします。
お好きなところからご覧ください。
大坂なおみの国籍はどこ?
大坂なおみさんは、すごく体格がよく日本人離れしていますね。
パッと見は、同じテニスプレイヤーのウィリアム姉妹に似ています。
名前を聞いてお顔を拝見すると日本人。
先に顔をみて、名前を聞くと違和感を感じますね。
そしてインタビューを聞くと日本語は苦手のようで、英語はとても軽やかに話されます。
ここに国籍の選択問題が関係あるんですね。
大坂なおみさんは、父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフです。
2人姉妹の妹になります。
Played escape room with the family ❤️ pic.twitter.com/q3jc87lwWW
— NaomiOsaka大坂なおみ (@Naomi_Osaka_) 2018年2月4日
お父さんの名前は、レオナルドさんで中南米のハイチ出身。
お母さんの名前は、環(たまき)さん。
2人姉妹の姉は、まりさんで、まりさんもプロテニスプレイヤーです。
大坂なおみさんは、日本で産まれたんですが、4歳の頃に日本からアメリカへ移住されてます。
なので、日本国籍とアメリカ国籍の2つの国籍を持っているということになります。
2018年現在は、2つの国籍を持っている状況で、「それっていいの?」と思われるのですが、結論はOKなんです。
しかし、次のように日本では2重国籍は22歳までにどちらかを選択しないといけないことになっています。
日本の国籍法は、単一国籍が原則ですから、外国の国籍と日本の国籍を有する人(重国籍者)は、22歳に達するまでに(20歳に達した後に重国籍になった場合は、重国籍になった時から2年以内に)、どちらかの国籍を選択する必要があります(国籍法14条1項)。選択しない場合は、日本の国籍を失うことがありますので注意して下さい。
しかし、アメリカは二重国籍を禁止にはしていません。
さすがは、アメリカって感じですが、それは個人が責任もって二重国籍で発生する問題に対処するようにうたわれてます。
以下は、在日米大使館の見解です。
はじめに。。。
米国の最高裁判所は、二重国籍を“法律上認められている資格”であり、“二カ国での国民の権利を得、責任を負うことになる”と述べています。一国の市民権を主張することで他方の国の権利を放棄したことにはなりません。(Kawakita.v.U.S., 343 US 717 [1952]参照)
現行の法と方針
米国法は、出生により二重国籍を取得したアメリカ人や、子供の時に第二の国籍を取得したアメリカ人に対して、成人したらどちらかの国籍を選択しなければならないという特別な決まりを設けていません。(Mandoli v. Acheson, 344 US 133 [1952]参照) つまり、現行の米国国籍法は二重国籍について特に言及していません。
米国政府は二重国籍の存在を認め、アメリカ人が他の国籍を持つ事を認めてはいますが、その事が原因となって問題が生じることがあるので、方針としては二重国籍を支持していません。
二重国籍を持つアメリカ人に対してアメリカ国民としての義務を要求する場合に、それがもう一方の国の法律に反するような状況に陥ることもあるからです。
ということで、大坂なおみさんの国籍問題は、日本の国籍法によってどちらかを22歳までに選択しなければいけないということになります。
2018年現在が20歳なので、あと2年、ちょうど東京オリンピックの年までには選択する必要があります。
大坂なおみさん自信は、日本国籍を選択するという意思があるということで、東京オリンピックには日本代表で出場できることを期待しましょう。
ここで大坂なおみさんのプロフィールを確認しましょう。
大坂なおみさんプロフィール 本名は?
大坂なおみさんのプロフィールですが、アメリカと日本のハーフなので、名前は「アメリカの名前+なおみ」なのかと思ってましたが、本名もそのままの大坂なおみです。
名前 大坂なおみ(おおさか なおみ)
出身地 大阪府大阪市
居住地 アメリカ・フロリダ州
フォートローダーデール
生年月日 1997年10月16日
年齢 20歳(2018年1月現在)
身長 180cm 体重 69kg
右利き、バックハンド:両手打ち
プロデビュー 2013年
世界ランキング 最高40位
素人の父親が教えたテニス!!
これには驚きました!!
大坂なおみ姉妹のテニスは父親が教えて来たということです。
おっ、お父さんってテニスやってたんだ!って思われるのですが、実はまったくテニスのことは知らなかったようです。
なおみさんは3歳から日本でテニスを始めて、4歳でアメリカに行きましたが、アメリカでも錦織圭さんのようなテニスアカデミーやクラブとかに所属していたのではないそうです。
そんな環境でここまでテニスが上手くなってきたのは、どのような教え方をしてきたのかとても興味ありますね。
お父さんが「大坂なおみの育て方」なんて本を出したらミリオンセラーになりそうです。
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