
松方弘樹さんが26日深夜に沖縄県石垣島周辺で361キロの特大マグロを釣り上げたようです。
今回はいつもの大会ではなくプライベートで釣りに行った模様。
いつもクロマグロを釣って話題になる松方弘樹さんですが、すでに72歳になるんですね。
これまでに鍛えた体があってこそできる技ですね。
普通の漁師も年配の方が多いですが、こんなクロマグロは釣れません。
なかには毎日マグロと格闘している専門の漁師がいるのでその方たちは別格です。
松方弘樹さんのこれまで記録に残っているのは、「萩クロマグロトーナメント」での記録です。
この大会で松方弘樹さんは2年連続で優勝しているんです。
2008年 351キロ(内臓抜き306キロ)
2009年 325キロ(内臓抜き282キロ)
2年連続での300Kg超えは素晴らしい記録です。
腕と運がないと無理なのですが、さすが松方弘樹という印象です。
強い運を持っていますね。
ちなみにそれ以後の「萩クロマグロトーナメント」結果です。
お好きなところからご覧ください。
過去の「萩クロマグロトーナメント」結果
2010年 福岡県のチームが22キロを釣り上げて優勝
24チーム 73人参加
2011年 記録見つけられず。
2012年 記録見つけられず。
2013年 ナンシンデンキA(愛知県)が、12.0kgを釣り上げて優勝
13チーム、34人参加
2014年 中止
2015年10月 開催予定
実は松方弘樹さん、2回でなく3回優勝しているという事実!
「萩クロマグロトーナメント」で松方弘樹さんは2回の優勝が有名ですが、実は3回目の優勝を果たしていたのです。
なぜ、話題にならなかったのか不思議ですよね。
そうです・・・
話題にできないぐらいの大きさだったんです。
そのサイズ 8・5キロのクロマグロ
このサイズで優勝なんて、かなりのシビアは海の状況だったのでしょう。
過去の松方弘樹さん以外の記録も30Kgに達していなくて優勝していますから
限られた時間で300Kg超の大物をゲットするのは至難の業なのですよね。
361Kgを釣り上げた状況
プライベートで友人とマグロ釣りに出かけていたのですが、今回は3年ぶりの釣りだったらしいです。
そしてその初日に超大物をゲットしたのです。
ヒットしたのが午後7時ごろ。
波照間の西でヒットし、約6時間半ものファイトの末に翌日の午前1時半ごろにやっと釣り上げたということ。
(波照間島(はてるまじま)は、沖縄県の八重山諸島にある日本最南端の有人島)
6時間半の間、クロマグロとの駆け引きなんです。
巻き上げては、またクロマグロが逃げて糸が出て行き、また巻き上げる
これの繰り返しなんですよね。
糸は基本的には切れないものを使っていますので、よほどのことがない限りきれることはありません。
怖いのは、針が外れること。
何時間も外れないから絶対に外れないだろうと思うでしょうが、長時間格闘していると針がかかっているところの穴がすれたりして大きくなり運悪かったら外れてしまうことがあるんです。
これが数時間戦って針が外れたらかなりショックを受けます。
そんな運とも戦いながらの6時間半
釣り上げた時の満足感と達成感はかなりのものだろうと思います。
経験したことがないので想像ですが・・・
361Kgをのクロマグロの落札価格は?
釣り上げた361Kgをのクロマグロはやはり築地市場に運ばれるようです。
築地市場でセリにかけられて市場に出回るということになります。
ここで、そのセリでの落札価格に注目が集まっているんですね。
過去の例を見ると・・・
2009年の325キロ(内臓抜き282キロ)は1キロあたり1万5500円で、しめて437万円の値をつけています。
通常の価格は1キロあたり平均で3千円ぐらいみたいなので約5倍の値が付いたということですね。
なぜ、こんなに高値になるのかと言うとやはり一番は話題性と言うことになります。
皆さんの記憶に新しいのは2013年に「すしざんまい」の社長が1本が1億5千万円でセリ落としたのは聞いたことがあるのではないでしょうか。
これも破格な値段ですよね。このマグロをすしネタで出すんですよ。当然、赤字です。
なぜ、赤字なのに買うのかっていうことですよね。
その理由は宣伝効果ということがキーワードになります。
名前を知ってもらうためには、普通はチラシやテレビコマーシャルを使いますよね。
テレビコマーシャルが一番広く全国に知れ渡る方法なのですが、コマーシャル料はかなり高いと言われています。
この1億5千万円が安いのかどうかはわかりませんが、これだけの話題性となると一つのテレビ局だけでなく全国のテレビ局でニュースとして流れます。
全国に一斉にコマーシャルを流すとなるとどれほどの大金が必要かわかりませんので、1億5千万円だけで全国にコマーシャルをしたことを考えるとかなりのお得になるのだと思われます。
今回の松方弘樹さんのクロマグロがいくらになり、誰が落札するのか注目しましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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