
2015年5月17日に大阪都構想の是非を問う住民投票にて賛成694,844票・反対705,585票で10,741票差で反対が上回り、その結果“都構想は否定”されました。
この結果を受けて、以前より橋下徹市長が宣言していた大阪市長を辞めることを示唆しました。
市長を辞めるだけでなく政界からの引退まで考えているようです。
橋下徹は2008年2月6日から大阪府知事になりました。
弁護士でありタレント活動をしているにもかかわらず、政治家へ転向したのです。
タレント活動においては「行列のできる法律相談所」でレギュラーを勤めていましたが、立候補とともに出演はやめました。
この頃の「行列のできる法律相談所」の司会は島田紳助でした。
大阪府知事を2011年10月まで続けて、その後大阪市長に2011年12月に当選。
そして、この大阪都構想を2010年に打ち出し大阪維新の会を発足したのでした。
橋下徹は大阪府知事に当選しての4ケ月後に「行列のできる法律相談所」へゲスト出演しています。
その時に立候補した時の気持ちを島田紳助が話していましたので紹介します。
2010年の大阪府知事選に誰も立候補する人がいなかったのですが、その時の大阪はひどい赤字自治体だったのです。
そんな大阪をなんとかしなければならないという気持ちが強く、男気スイッチが入ったといってました。
当然、府知事になってからは回りはみんな敵のようなもの。
改革をするために心を鬼にして臨んだと言われていますし、涙ながらにして訴えていました。
これまでの7年に渡る大阪の改革は色んな実績を残してきているのではないでしょうか。
橋下徹だからできたことがほとんどではないでしょうか。
その反面生活が苦しくなった方たちもいると思いますが、そんな方々の犠牲も力になって大阪府、大阪市がよくなってきたのだと思います。
改革には血が流れます。
しかし、嫌われても一人ぼっちになってでも誰かがやらなければならない。
そんな気持ちで橋下徹は行ってきていたのではないでしょうか。
今回の大阪都構想が最終決断として否決され、政治家引退を示唆しました。
政治家をやることは100%ないと言うことです。
2015年12月までは大阪市長なので、2016年からは本業の弁護士に戻るような話しもされていました。
もしそうだとしたら、各局が放っておくことはないでしょうから出演オファーが殺到しそうですね。
当然、「行列のできる法律相談所」に戻ってレギュラーっていうことも考えられます。
大阪府知事に当選したのも「行列のできる法律相談所」で知名度があったおかげだといっていましたので、まずはゲストとしてでも出演し今までの思いを話すのではないでしょうか。
レギュラーとして復帰するとしたら、現在の3人の弁護士の内一人は交代しないといけないので苦渋の選択になりそうですね。
いずれにしてもこれ以上の熱い気持ちをもった市長が出てくるのでしょうか。
今後の橋下徹の動向に注目したいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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