Read Article

北朝鮮の政府専用機が古すぎ!飛行制限があり、いつ落ちるかわからない?

北朝鮮の政府専用機が古すぎ!飛行制限があり、いつ落ちるかわからない?

各国に政府専用機があり、政府の要人を運ぶ目的で運用されています。
北朝鮮にも専用機がありますが、あえて「専用機」と書いたのは政府専用機ではなく、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の専用機だから。

ここでも力の強さが露骨に出てきていますが、金正恩以外が移動する時以外は運行されていなかったと思われます。

しかし、機体はかなり古いものでいつ墜落してもおかしくないと言われています。
また、安全飛行が約束されない機体なので飛行できる飛行場もほぼ無いということです。

そんな金正恩専用機(政府専用機)を紹介します。

 

【スポンサードリンク】

 

金正恩専用機(政府専用機)のが古すぎ!!

北朝鮮の政府専用機となっている金正恩専用機(政府専用機)はかなり古い機種になっています。

金正恩専用機ということなので、さぞかし高級な最新鋭の機種に乗っているものだと思っていましたので、かなり意外。

基本的に海外に出ることはないので、先日の中国訪問は金正恩専用列車でした。

実際にどのくらい古いかというと、この画像を確認ください。

引用 :http://www.toychan.net/archives/2015/02/17_2135.php

どうですか?古いということがわかりますか?

飛行機マニアはこの画像一発で古いということが判断できるくらい古いのです。

画像で古いと判断できるのは、

・エンジンが左右2基ずつついている。
・エンジンが後方についている。

この2点だけで古い機体ということがわかります。

現在の主流は双発機ということでエンジンは2基、後方でなく翼と同じ位置についていることが多くなってます。

日本の政府専用機はこちらで詳しく説明していますので、ご確認ください。
政府専用機をわかりやすく紹介!内部構造や次期777のデザインも公開!

北朝鮮の政府専用機は、1963年に旧ソ連のイリューシンが製作したIL-62型機という機種です。

一般旅客機として製作されたので、旅客機では186人乗りになっています。

IL-62のプロフィール

全長: 53.12 m
翼巾: 43.20 m
全高: 12.35 m
エンジン: クズネツォーフ設計局製
NK-8-4 ターボファンエンジン×4
推力: 9,500 kg
乗員: 5
座席数: 186
最大離陸重量: 162,200 kg
巡航速度: 900 km/h
航続距離: 5,000 km (全負荷で3,500 km)

プロフィールのみを見ると、すごく良さそうな北朝鮮の政府専用機に感じますが、北朝鮮が公開した写真を分析すると、あちこちにはんだ付け処理されて、塗料で上塗りしているところがあるそうです。

それに、古いということは安全性に問題があると言うことにもなっているので、そのあたりにも触れて行きたいと思います。

 

【スポンサードリンク】

 

北朝鮮の政府専用機は安全上の問題で飛行先が限られている?

1960年台に作成されて、すでに50年が経過しているだけに現存する旅客機の中でもかなり古いものとなっています。

「安全性の問題で関連国際機関が海外運航を禁止させたモデル」という事実も明らかになっていますが、このIL-62では好きな場所へ飛行出来ないのが現実なのです。

特にEUの諸国には乗り入れが出来なくなっています。

最近の北朝鮮政府専用機が海外に行ったので記憶しているのは、2018年2月の平昌オリンピックの時ですね。
なので、韓国は乗り入れができると言うことがわかります。

近日中に米朝会談が開かれるのですが、その会談が行われる場所が話題になってます。
この場所選びにも飛行制限が大きな壁になっているので、どこでもというわけにはいかないようですね。

安全上の問題もさることながら、飛行距離も短いので、移動距離が制限されると言うことも大きな問題ではないでしょうか。

それにしても、北朝鮮の元首が乗る飛行機がそんなに古くて諸国が危険だと認定しているのに乗る危険性を金正恩が把握しているのかは不明ですが、もし危険性が高まれば移動の際には飛行機のチャーターも視野に入れているかもしれませんね。

北朝鮮政府専用機の名称

北朝鮮政府専用機の名称は、「オオタカ1号」と名付けられています。

政府専用機の便名は、「PRK615

このPRKは北朝鮮を指しています。
615にも意味があって、2000年6月15日に最初の南北首脳会談が開かれたました。
その日を重大な日と定めて「PRK615」となっているようです。

 

【スポンサードリンク】

 

北朝鮮政府専用機のプラモデル

北朝鮮の政府専用機はプラモデルも発売されていて、手に入りにくいのか、あまり購入先が見当たらなくなっています。

ブランド:JC WINGS
製品番号:JD4104
航空機模型:IL-62M
航空会社:北朝鮮政府専用機
登録番号登録:P-618

スケール:1:400
サイズ:13.82cm*翼幅:10.80cm
主な材質:合金
発売日:2018年4月

北朝鮮政府専用機のネットの反応

まとめ

いかがでしたでしょうか。

北朝鮮の政府専用機は、金正恩の専用機となっていて、なかなか飛行する機会もないのですが、かなりの古さで安全性の問題から飛行できる場所が限られています。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

 

 

【スポンサードリンク】
URL :
TRACKBACK URL :

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. さぞかし高級な最新鋭の機種に乗っているものだと思っていましたので、かなり以外。

    「意外」

  2. 多分、ハイテク化されてないから、安全安心なのでは。マニュアル仕様だから操縦士がしっかりしてれば、いい問題レベルだから、この機体が選択されたと思います。また、飛行空域も中国領空、ロシア領空で、護衛機も付くので撃墜は不可能と踏んでるものと。

dream への返信 コメントをキャンセル

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Return Top