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語彙力とはどういう意味か…?答えます。

語彙力とはどういう意味か…?答えます。

「語彙力」。よく耳にする言葉ですが、どういう意味か、皆さんは、ご存知でしょうか?

分かっていても、なかなか説明はしにくいかもしれませんよね。

ここでは、語彙力とはどういう意味なのか?語彙力は、どうして必要なのか?身につけるにはどうすればいいのか?、語彙力について、様々な視点から、お話していきましょう。

 

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語彙力とはどういう意味か?

語彙力(ごいりょく)とは、「ある単語・熟語・慣用句などの知識量と利用能力」
のことを言います。
“慣用句”とは、「初耳・猫の手も借りたい・馬が合う・油を売る・後ろ指を指される」など。

語彙とは、「ある一つの言語体系で用いられる単語の総体」

“語彙”を英語で言えば、「Vocabulary(ボキャブラリー)」。
こちらの方が、聞き慣れているかもしれませんね。

簡単に言えば、語彙力とは、“どれだけ多くの言葉を知っていて、どれだけ、使う能力があるか”という事でしょうか。
“語彙力のある人、ない人”などと、使われたりしますよね。

では、語彙力のある人と、ない人とは、どのような時に、そう感じるのかというと…。会話をしている時ではないでしょうか?
たくさんの言葉を使い、話し上手な人、表現力豊かな人は、「語彙力があるな~」と思いますよね。
反対に、同じ言葉を何度も繰り返したり、何を言っているのか、よく分からなかったり、話し下手な人は、「語彙力がないな~」と、感じますよね。

決して、難しい言葉をたくさん知っているとか、知らないとかではないんですよね、語彙力とは、いかに、分かりやすいように、話せるか、表現できるかなんです。
そう思うと、語彙力って、大切ですね。
では、“語彙力が大切”とは、どういう意味なのか、もっと、具体的にお話していきましょう。

 

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語彙力とは、どうして大切なのか?

人は、誰かとコミュニケーションを取るときに、直接話したり、電話で話したり、メールをしたり、手紙を書いたりしますよね?
共通して言える事は、言葉を使うということ。つまり、その人が、知っている、語彙を使う、すなわち、語彙力を使うということになります。

相手に自分の思いをしっかり伝えるには、具体的に分かりやすく、話したり、書いたりする事が、大切ですよね?
電話やメール、手紙は、相手の顔が見えないのでなお更です。
その為には、たくさんの言葉を知っていて、豊かに表現できる方がいいですよね。

又、あまり、言葉を知らないと、相手の話を理解することが難しく、返答に困ったりします。
何を言っているのか、分からなければ、聞くのが嫌になったり、つまらない、といったことにもなりますよね?
つまり、語彙力がないと、理解力も乏しくなってしまうのです。

なので、語彙力とは、人にとって、非常に大切なものなのです。

最近は、パソコン・スマートフォン等の普及により、“書く”という事が、非常に少なくなりました。
調べなくても、悩まなくても、ひらがなを打てば、漢字に変換してくれますし、喋るだけで、文字が出てきたりします。
便利で、仕事の能率も上がりますが、これが、“語彙力を身につける妨げの一つである”、と言えます。
なぜなら、人は、文字を書くことで、覚えたりしますよね?
読むよりも、聴くよりも、書く方が、覚える率は高いからです。

学生は、授業でノートをとったりするので、まだ、書くことから、そんなには、遠ざかってはいませんが、大人は、どうでしょう…。
遠ざかっている人も多いのではないでしょうか?
「手紙なんて、最後に書いたのは、いつだっけ?」なんていう人もいるのでは?
覚えるのが、苦手になるのは、年齢も関係してきますが、こういった要因もあるからではないでしょうか。

ですが、人は、言葉を使わないわけにはいかないのですから、やはり、語彙力は、身につけた方が得です!
仕事にだって、当然、役に立ちます。
では、どうすれば、語彙力を身につけることができるのでしょうか…。
お話していきましょう。

 

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語彙力とは、どうすれば、身につくのか?

人は生まれた時は、まだ、話すことはできませんが、赤ちゃんは、次第に、「あー、あー、うー」などの喃語(なんご)を喋るようになります。
徐々にそれは増え、やがて、単語を話すようになり、2歳過ぎた頃には、簡単な言葉でのやりとりができるまでに、成長していきます。

子どもたちは、どうやって語彙力を身につけているのかというと、それは、周りにいる、大人たちの言葉がけから身につけているのです。
お父さんやお母さんたちに、たくさん話しかけてもらうことによって、物の名前を覚えたり、表現力を学んでいきます。

言葉がけが少ないと、何の刺激もなく、言葉数の少ない子どもになってしまいます。
なので、子どもが、小さい間は特に、大人からの働きかけが、非常に大切となってきます。
大人は、その事を念頭に置き、子どもと関わって欲しいと思います。

では、大人は、どうやって、語彙力を身につけていけばいいのかというと…まずは。

①文章を読む。
何でもいいので、文章を読む習慣をつけましょう。
本を読む。新聞を読む。苦手な人は、好きな雑誌でもいいですよ。
いろいろな言葉や表現が、入ってきます。

*子どもには、読書の習慣をつけさせるといいですね。
本がまだ、読めない間は、絵本の読み聞かせをしてあげると、本が好きになり、自然に読書の習慣がついてくると思います。*

②分からない言葉は、調べる
本や新聞を読んだり、ニュースや話を聴いている時に、知らない漢字や分からない言葉が、あったりしますよね?そんな時は、スルーしないで、辞書などで調べましょう。
そこで、一つ覚えますし、内容も理解でき、賢くなります。
これは、子どもの語彙力を身につけるのにも、オススメです。
分からないままにしないことが大切ですね。

分からない言葉に出会ったときが、語彙力を身につけるチャンスだと思いましょう!
辞書を見るのは、結構、楽しいですよ。
いろんな事が書いてあって、知識がいっぱい入ってきます。
私も、よく辞書を使いますし、時々、大辞典も使います。(面白さで言えば、大辞典の方がオススメです。)

③類義語を増やしていく。
言葉には、同じ意味をもつ言葉が、たくさんありますよね?
例えば、「靴」。他の言葉で言い換えるとすれば、どんな言葉があるか分かりますか?
シューズ・履き物・ズックなど。赤ちゃん言葉であれば、クックと、言いますね。
「おいしい」であれば、うまい・美味・デリシャス(delicious)・味が良いなど。
類義語を増やすことによって、その場、その場に合った使い分けをすることができますよね。

④日記をつける。
先ほどもお話しましたが、書くということから、遠ざかっている現代。
今日あった出来事を、表現豊かに書いてみましょう。
例えば、「楽しかった」ではなく、どのように楽しかったのか、「美味しかった」ではなく、どのように美味しかったのか、毎日ではなくても構わないので、印象に残る出来事があった日に…。

絵を描くのが好きな人であれば、イラストつきもいいですね。
子どもの語彙力を身につけるのにも、オススメですよ。

☆最後に、これは、私が、個人的にしている事ではありますが、テレビ通販の番組に、よく耳をかたむけています。
あまり、画面を見ずに聴いていると、よく耳に入ってきます。
進行役の人は、言葉巧みに、商品の特徴を話すので、表現力をつける参考になります。

後は、池上彰さん、林修先生の番組をよく見ます。
非常に話が分かりやすく、ストレートに頭に入ってきます。
気になった方は、ぜひ!☆

以上が、語彙力を身につける方法です。
貴方の生活の中に、ぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか…。

まとめ

「語彙力とは、どういう意味か…?答えます。」について、お話してきました。

語彙力とは、人にとって大切な存在ですね。
人と話していて、思いが通じなくて、もどかしい気分になったこと、ありませんか?
自分に語彙力がないのか、相手がないのか…。
意思の疎通ができなければ、トラブルにつながる可能性だってあります。
もうひと言、言葉が足りていれば…、あんな言い方しなくても…、なんてのもあります。

語彙力があれば、もっと、別の言い方ができたはず…。
円滑な人間関係の為にも、語彙力はつけておきたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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