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語彙力を鍛える方法(子ども編)親ができる方こと!

語彙力を鍛える方法(子ども編)親ができる方こと!

語彙力(ごいりょく)がある人って、表現力が豊かで、知的な感じがしますよね?

語彙力をつけるには、子どもの頃が、とても大切なんです。

ここでは、“子どもの語彙力を鍛える方法(赤ちゃん~小学生)”について、詳しくお話していきましょう。

習い事に行く必要なんか、ないんです。
お家で、語彙力は、鍛えることができます!

 

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子どもと語彙力

語彙力とは、どれだけ多くの種類の単語を知っているかという力のことを言います。

もちろん、人は、生まれた時には、言葉を話すことはできませんが、生まれて、約2カ月で、赤ちゃんは、「あー」というような声を出し、約4カ月では、喃語(なんご)と呼ばれる、「あー」「うー」などの声を発するようになります。

やがて、1歳になる頃には、指さしが始まり、同時に、「あっ!」などといった、声も発するようになります。

2歳を過ぎれば、(個人差はありますが)大人との簡単な言葉のやりとりが、できるようになります。
これは、子どもの語彙力がついている証拠です。

つまり、語彙力というのは、日々の生活の中で、自然とついてくるものなのです。

どんな事が、影響されているのかと言えば、「子どもを取り巻く環境」=「子どもの周りにいる大人」が、まず第一に挙げられるでしょう。
語彙力を鍛える方法のカギは大人。特に、一番子どもと関わることの多い、お父さんとお母さんなのです。

それでは、語彙力を鍛える方法を、“赤ちゃん~就学前” “小学生” に分けて、早速、お話していきましょう。

 

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語彙力を鍛える方法~子ども編(赤ちゃんから就学前まで)~

 

「赤ちゃんの頃。」

先程もお話したように、生後、約2カ月で、赤ちゃんは、声を出すようになりますが、ぜひ、その声にしっかりと、応えてあげることが大切です。

もちろん、まだ、赤ちゃんが、お腹の中にいる時から、胎教として、赤ちゃんに、語りかけていたお母さんもいることでしょう。

生まれてからは、もっと、赤ちゃんの顔を見て、話しかけて欲しいのです。

同じように、「あー、うー」などと、応えてあげるのもいいですし、「お話してくれてるの?」と言ってみたり、おむつ交換、授乳、一緒に遊んでいる時にも、しっかりと言葉をかけてあげることが大切です。

まだ、話せないからいいのではなく、人が話す言葉は、しっかりと赤ちゃんの耳には、入っています。
その証拠に、いろんな音に、赤ちゃんは、反応しますよね?
耳に入るという事も、語彙力を鍛える方法に、つながっていくのです。

「身の回りの物に興味が出始め、指さしを始めたら…。」
更に、子どもとの触れ合いが、楽しくなる時期ですね。

指さしにしっかりと、応えてあげましょう。

指さしは、「あれ、なあに?」「見つけたよ!」などといった、子どもからの、問いかけや報告なんです。
それに、応えてあげることで、物の名前を知り、覚え、やがて、その名前(単語)を言うようになります。

繰り返しが大事です!

絵本などを使って、教えたりするのもオススメですよ。
可愛い絵のものもありますが、特に、食べ物などは、実物が載ったものがいいですね。
実物と名前が一緒に覚えられます。

又、歌も、子どもたちは大好きなので、絵本などを見ている時に、一緒に歌ってあげると、とても喜びますし、歌も覚え、リズム感もついてきます。(例えば、「ぞうさん」「チューリップ」「アイアイ」「ちょうちょ」など)

食事時には、仕草と共に、「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶、「○○、おいしいね」などの言葉がけは、忘れずに。特に、小さい間は、言葉と動作を一緒に行うと、意味が分かりやすく、言葉も覚えやすいです。

「2歳後半~3歳後半頃であれば…。」

簡単な、言葉のやりとりが、できるようになります。
「ぼくの…、わたしの…、」などといった、自我も強くなる時期ですね。

絵本などを一緒に見る。子どもの興味のある絵をお部屋に貼るのもいいですね。(動物、乗り物、キャラクターものなど)
お散歩に出かけるのも、たくさんの出会いがあって、語彙力を鍛える方法としては、最適です。

「4歳~就学前であれば…。」

たくさんの事に、興味・関心が湧いてくる時期であり、友達との関わりが活発になってきます。
いろいろな、経験をさせてあげましょう。
会話も、結構できるようになり、簡単な伝達もできるようになってきます。

ストーリー性のある絵本の読み聞かせ・言葉あそび・あいうえお表や数字表などをお部屋に貼る。保育園や幼稚園で、何をしたか?聞いてみる。など。
例えば、言葉あそびであれば、食べ物の仲間集め・色別や形別集め・なぞなぞ・しりとりなどをすると、楽しみながら、言葉を覚えると共に、考えたり、聞き取る力も養われますね。

共通して言えることは、子どもと同じ目の高さで考え、目を見て、話しかけることです。

正しい言葉遣いで、いつまでも赤ちゃん言葉を使わないように、気を付けましょう。
先回りに、大人が言ってしまうのではなく、聞き上手になって、子どもさんに、話したいという気持ちを持たせるようにして下さい。

続いては、小学生の語彙力を鍛える方法をお話していきましょう。

 

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語彙力を鍛える方法~子ども(小学生)編~

小学生ともなると、人との関わりが、更に増え、言葉もいろいろと使うようになります。
家庭で、語彙力を鍛える方法としては…、

①本を読む習慣をつける。

子どもさんの好きな本で構いません。
読書の習慣がつくと、たくさんの言葉が、入ってきますし、読解力がつきますよね。
ただし、無理強いは、しないことです。

②表現豊かな、会話をする。

主語と述語のある会話を。短い言葉で終わらせないようにしましょう。

③テレビのニュース番組やラジオなどを一緒に見たり、聴いたりする。

分からない言葉や内容は、お父さん、お母さんが、分かりやすく、説明してあげましょう。

④考える力をつけたり、分からない言葉は、自分で調べる。

分からない言葉は、前後の文章を見て、考えさせたり、辞書などで、調べる習慣をつけていくようにしましょう。
自分で考え、調べた方が、頭に入ります。
最初は、一緒に調べてあげるといいですね。
一人で、調べるようになっても、学年が低い間は、分かったか、確認をしてあげるのも大事です。

⑤学校などでの出来事を話す時間を取ったり、日記をつけさせる。

子どもさんの帰宅時、夕食時など、いつのタイミングでも構いませんが、会話の時間を取るようにしましょう。
話す力がつき、大人がいろいろと、問いかけることで、表現力もつきます。
お父さん、お母さんの出来事も話すと、更にいいですね。

日記をつければ、書く力もつきます。
どうしても、会話の時間が取れない時は、後からでも、日記を読んであげましょう。(「日記、後で読むから、書いといてね。」などの、言葉がけを忘れずに。)

以上が、語彙力を鍛える方法~子ども編~です。

語彙力がついていると、自分の思いを相手にしっかりと伝えることができ、又、相手の話もしっかりと聞き、理解することができるようになります。
大人は、その事を理解した上で、関わりたいものですね。

語彙力を学ぶ本の紹介(子ども編)

語彙力について学ぶにはやはり本がいいですね。
わからなくなったらすぐ読めるし、目で確かめられるので、理解も早まります。

 

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まとめ

「語彙力を鍛える方法は、子どもの頃が大切!」について、お話してきました。
子どもにとって、お父さん、お母さんとの会話が、非常に大切であることが、お分かり頂けたのではないかと思います。

私は、保育士をしていた頃、正しい言葉遣いで、それぞれの年齢に合った、分かりやすい言葉でのやりとりを心がけてきました。
子どもたちとのおしゃべりの時間は、とても楽しく、どの子も皆、話したい気持ちでいっぱいでした。

家庭でも、おしゃべりの時間をぜひ、楽しんでもらいたいと思います。
子どもの、「あれは、何?」「何で?」の疑問には、必ず応えてあげましょう。
疑問や、興味・関心を持った時は、覚えるチャンスです!
見逃しては、いけません!

絵本を一緒に読むのもオススメです。
絵を見たり、お話を読んでいると、優しい気持ちになれます。
考えさせられることも結構、ありますよ。

“語彙力をつけさせよう”というような思いは、いりません。
楽しい時間を、おしゃべりを交えて過ごせば、子どもさんの語彙力は、自然に鍛えられていくのではないでしょうか…?
つまり、子育てを楽しめば、いいのです。
楽しい経験を、たくさんさせてあげましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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