改ざん問題が話題になってますが、何が改ざんされてそんなに問題になっているかよくわからない方のために、わかりやすくまとめて見ましたので、参考にされてください。
改ざん問題とは何か？
何が改ざんされたのか？
改ざんしたのが誰か？
改ざんの何が問題なのか？
改ざんして何が、誰が得するのか？
こんな疑問が解決するので、最後まで読んでくださいね。
改ざん問題とは？何が書き換えられた？
毎日ニュースで報道されている改ざん問題がどのような問題なのかをわかりやすく説明します。
改ざんとは、Wikipediaでは次のように定義されてます。
改竄（かいざん）は、文書、記録等の全部又は一部が、故意もしくは過失により、本来なされるべきでない時期に、本来なされるべきでない形式、内容に変更されることをいう。悪意の有無を問わない。
ということで、今回の改ざんの問題は、この文書が故意によって不適切な時期に書き換えられたことが発覚して問題となってます。
では、何が書き換えられて改ざんと言われているのか？
それが、
森友学園の購入金額に関する文書など、「決済文書」と呼ばれているもの。
さかのぼると、2017年2月に森友学園が小学校建設のために国有地を購入したのですが、その時に破格な8億円にもなる値引きがされて購入していたということが発覚。
この時に森友学園の名誉校長が安倍首相夫人の昭恵さんがされていたことに疑いがかけられているということ。
何かの圧力や特別な介入による口利きがこの値引きや特例措置のときに存在したのではないかと言うことが問題になっているのです。
このときから
「忖度（そんたく）」という言葉が注目され始めました。
忖度についてはこちらで詳しくわかりやすく説明していますので、ご覧ください。
森友文書の改ざんは誰が書き換えたのか？
改ざんされたとする「決済文書」にあたるものは14種類の文書ということが財務省の内部調査により明らかにされています。
森友学園の国有地の売買に関して行われた価格交渉の内容やなんとなく政治家の匂いがする文書などで構成されています。
書き換えた箇所は290箇所にも及んでいました。
問題はこれが誰の指示で書き換えられたのかということになります。
すでに決済された文書、購入までの過程やどのようにして価格が決まったのかなどを詳しく説明された内容と思われますが、その情報が正しいということで、回覧されて何人もの役人がOKということで押印して決済完了している文書を書き換えたのですから大問題ですね。
改ざんが本当であれば、虚偽文書作成罪や公文書偽造罪ということになって、立派な犯罪に当たるわけです。
このときの財務省理財局の局長が佐川氏。
実際に書き換えたとのは、職員数名が関わっているとされていますが、そのうちの１名は先日亡くなられました。
この方が残した内容に「上司の指示で書き換えた」ということが書かれていたので、かなり重大な手がかりになっています。
当然上司なので、その方の上司ということで当時の上司が疑われるわけですね。
複数の職員は、改ざんは犯罪なので断ろうとしたのですが、上司が財務省（親分）の指示だからということで、仕方なく書き換えたと言うようなことを言っていたと報道されていました。
これが、「理財局幹部が財務省の意向を『忖度（そんたく）』した」ということにつながります。
財務省の長が佐川氏だったので、疑われているということです。
改ざんは財務省が指示したのか？何のために？
なんとも大きな問題になってきてますね。
お金を扱う財務省が指示したとなるととんでもない事態です。
なぜ？何のために改ざんしたのかということが気になってしまいますね。
財務省も内部調査してて、財務大臣である麻生氏は、「財務省理財局の担当職員が佐川氏の国会での答弁とつじつまを合わせるために書き換えた」と言ってます。
では、この佐川氏の答弁とはということですが、
「国有地の売買に関して森友学園と価格交渉は行っていない」
と佐川氏は発言していて、この答弁とつじつまをあわせるために価格交渉をしていた事実を書き換えたということになります。
想像の域を超えませんが、大きな力がどこからか加わっている感じもしますね。
とにかく、１０億弱の買い物で８億円もの値引きなんてありえません。
まして、国有地ということは私達の税金で購入していた土地なんですから、「安くで買えてよかったですね」
というわけにはいきませんよね。
まとめ
まだまだ決着はつきそうにありませんが、誰かが本当のことを話さないと。
ただ、皆さん自分がかわいいので、いまさら本当のことなんか言う方はいないですよね。
安倍首相夫人の昭恵さんが絡んでいるので、政治家の圧力も疑われるもので、特に野党からの追求は激しさを増すばかりです。
改ざん問題とは？ということで、改ざんされたことで何が問題で誰が改ざんしたのかなどをわかりやすく説明してきました。
政治は複雑な人間の感情が絡んでいるので、簡単には解決しませんので長引くと思われますが、しっかりと犯罪であれば罰されるべきであると考えます。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
LEAVE A REPLY