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保育士になるには年齢が関係する?どんな人が向いているの?

保育士になるには年齢が関係する?どんな人が向いているの?

たくさんの子どもたちのお世話をする「保育士」さん。大変なお仕事ですよね?ですが、憧れている人も多いのでは…?

保育士になるには、どんな人が向いているのでしょうか?
年齢制限はあるのでしょうか?

この二つに焦点を当てながら、お話ししていきたいと思います。
保育士を目指そうとしている方、どうしようかと悩んでいる方、ぜひ、ご参考に…。

 

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保育士とは?

保育園(所)などの児童福祉施設で、赤ちゃんや子どもたちの保育を行う人たちのことを、「保育士」と言います。
保育士資格を持ち、各都道府県知事への、保育士登録を申請し、保育士証の交付を受けて初めて、保育士として働くことができます。

2001年に、保育士資格は、国家資格となりました。
又、男性の“保父”さんが、増えたことから、1999年4月1日より、“保母”から、「保育士」に名称が変更になりました。

皆さんもよくご存知の通り、今、「待機児童」の問題が多く取り上げられていますよね?共働き、核家族の家庭の子どもたちが、保育園(所)に入れない状態が続いています。

特に、都市部では、そういった家庭が集中し、保育園(所)不足が課題に…。
院内保育所・企業内保育所が設置されるなど、いろいろと対策は練られていますが、なかなか難しいのが現状です。
又、保育士さんのお給料問題などもあり、保育士不足も深刻化しています。

ですが、今、保育士さんは、なくてはならない存在なのです。さて、その保育士さん、いったいどんな人が、適しているのでしょうか?

保育士になるには、どんな人が向いているの?

保育士になるには、どんな人が向いているのでしょう…。

①子どもが大好きな人。

これは、もちろんですが、特定の子どもではなく、年齢に関わらず、全ての子どもが平等に見れる人、愛情を注げれる人が望ましいでしょう。

②体力に自信がある人。

多くの子どもたちと日々、接する仕事。子どもたちは、本当によく動き、元気いっぱいです。
何が起きるか分からないのもこの仕事。発達段階を把握し、年齢に応じた臨機応変な対応が求められます。
又、抱っこしたり、おんぶしたり、重い荷物を運ぶ事もしばしば。体力勝負の仕事なのです。

③体調管理がしっかりできる人。

これは、どんな仕事に就くに当たっても言えることですが、特に、小さな子どもたちと接触する仕事。
病気を移してしまっては大変です。
又、感染症などが流行りやすいのも、集団生活では、正直、避けるのは難しいです。

もちろん、子どもたちの体調管理も保育士の仕事ではありますが、日頃から、自身の体調管理も、必要不可欠となってきます。
健康第一です。

④コミュニケーションがしっかり取れる人。

子どもたちだけではなく、保護者の方たちとのコミュニケーションは、とても大切な要素。
保護者の方たちと、会話をすることで、子ども、一人ひとりを理解するきっかけにもなりますし、時には、子育ての悩みを聞き、アドバイスをする事だってもちろん、あるわけです。

一緒に子どもたちの成長を見守り、援助していくのが、保育士さんの仕事。
コミュニケーションは、子どもたちや保護者の方たちとの信頼関係を築く為の大切な要素なのです。

⑤子どもたちと同じ目の高さで、物事が考えられる人。

子どもたちは、様々な事に、興味・関心があり、発見したり、不思議に思ったことなどを、保育士に伝えてきます。
その時に、子どもたちと同じ気持ちになって、驚いたり、喜んだり、考えたり、時には、ヒントを出してあげたりなど、する事が大事です。子どもたちと同じ目の高さで、関われる人が向いていると言えます。

この他にも、おたよりや書類を書いたりなど、文章を書くことも非常に多い仕事です。
運動会や発表会などといった、行事の作りものなどもあります。
音楽(ピアノ・歌・踊りなど)・運動・造形(お絵描き・製作)・手品・お話など、得意分野があれば、強みになります。

もちろん、得意分野がなくても、保育士をしながら、技術を磨けばいいわけですから、心配はいりません。

以上が、“保育士に向いている人”として、挙げられるかと思います。
たくさん書きましたが、これら全てに該当する人でないと、保育士になれないわけではありません。

勉強したり、実習を重ねていく中で、自分が足りないと思う所を努力することによって、備わってくるものです。
“保育士になりたい” “たくさんの子どもたちと関わりたい”という気持ちを大事にして下さいね。

では、保育士になるには、いったいどうすれば、いいのでしょうか?年齢制限はあるのでしょうか?お伝えしていきましょう。

 

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保育士になるには?年齢制限は?

まず、年齢制限はありません。

保育士になるには、国家資格である、保育士資格が必要です。
資格を取るには、二つの方法があります。

①厚生労働大臣の指定する保育士養成の大学・短期大学・専門学校のいずれかで学び、所定の課程を修了する。
②保育士国家試験を受験し、合格する。(筆記と実技)

筆記の全科目を合格しないと、実技試験を受けることができません。

両方とも、実習が必須です。

①は、卒業と同時に資格取得となります。高校卒業と同時に、保育士を目指そうと思っている方に、お勧めです。
②は、受験資格を満たした人が、通信教育などの各種スクールで勉強をし、受ける試験です。

自分のペースで進めれたり、様々な条件の人が受けることができますが、難易度は高く、合格率は、毎年、10%台~20%台とかなり低めです。

受験資格や試験内容は、“保育士試験”をネットなどで検索する と、詳しい内容を知ることができます。

保育士の平均年齢が35才前後(※平成24年厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)(保育士資格.jp/age.html)と言われています。
もう少し、低いかと思いましたが、意外と高めなのですね。

ということは、いろいろな年齢層の方たちが、長く、活躍されているということになりますね。

正規雇用は、20代半ばが多く、30代以降となると、正規雇用は難しい状態です。パートであれば、求人はあります。

なので、正規雇用を望むのであれば、20代のうちに資格を取るのがベスト。パートでもよければ、30代以降でも資格を取って、働くことは可能です。

健康で、体力に自信のある人であれば、いくつになっても、保育士になれるチャンスはあり、長く続けられる仕事と言えるでしょう。
長く働きたいのであれば、思った時にすぐ行動に出されるといいでしょう。

子育て経験があれば、それが強みになるわけです。

子育てをしながら、保育士をされている方もたくさんおられます。
保護者の方たちにとっても、子育て経験のある保育士さんは、安心でき、良き育児アドバイザーとなっているようです。

 

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まとめ

「保育士になるには、どんな人が向いているの?年齢は?」について書いてきました。
保育士さんと聞くと、何となく若いイメージをもたれている方もいるかもしれませんが、様々な年齢の方が、活躍されています。

保育園(所)での生活は、人としての、人格形成を養う大事な時期に当たります。その為、様々なキャリアを持った、保育士さんたちが関わることが大切です。

決して、楽しいことばかりではありません。

辛いことだっていろいろあります。
ですが、子どもたち、一人ひとりの成長は、何よりもの喜びであり、たくさんの子どもたちの可愛さや、素直な心を感じれるのは、保育士ならではの特権ではないかと思います。

是非、貴方もこの特権を味わってみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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