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粛清とは?意味と北朝鮮での粛清を簡単にわかりやすく!読み方も難しい!

粛清とは?意味と北朝鮮での粛清を簡単にわかりやすく!読み方も難しい!

最近よく北朝鮮がらみで「粛清」という漢字を目にすることが多くなっていますが、意味を理解していないために文章が理解出来ていなかったり、そのニュース自体が理解出来ていなかったりします。
読み方さえわからない方のために簡単にわかりやすく説明したいと思います。

 

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まずは、「粛清」の読み方

「粛清」とは、全てが読めないわけでなく「清」は”せい”と読める方は多いのですが、難しいのは「粛」の漢字ですね。

「粛」は”しゅく”と読みます。

すなわち「粛清」は”しゅくせい”と読むことになります。

言われてみれば、「あっ、そうか」なんて感じになってしまいませんか。

「自粛(じしゅく)する」とか「静粛(せいしゅく)に」とかよく使っている言葉であり、読み方でもあります。

しかし、漢字が違うとやはりあまり読んだことがない漢字になると極端に読み方が浮かんでこない場合が多いんですよね。

これで、一つ賢くなりました。

 

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粛清とは?意味と北朝鮮での粛清を簡単に説明

では、「粛清とは」どのような意味があるのでしょうか。

Wikipediaでは、

粛清(しゅくせい)とは、原義では「厳しく取り締まって、不純・不正なものを除き、整え清めること」、または「不正者・反対者などを厳しく取り締まること」。政治的には、政治団体や秘密結社の内部で、政策や組織の一体性を確保するために、反対者を追放や処刑などにより排除して純化をはかること。

 

という説明になっていますが、これでどれだけの方が理解して納得しているのでしょうか。
私にはまったく理解出来なかった。。。

ということで、もっと簡単に「粛清とは」の意味と北朝鮮での粛清について説明していきます。

粛清とは?意味と北朝鮮での粛清をもっと簡単に説明

 

本来の意味は、組織的な点検による共産党員としてふさわしくない者の党からの追放である。旧ソ連共産党は、権力についた党には内部に腐敗がおこるので、定期的な浄化が必要であるという考えにより、党規約に粛清の制度を定め、1921年から36年まで何回か特別委員会をつくって全党員を点検し、党内から腐敗分子を追放する措置をとってきた。しかしスターリンが党の指導権を確立した20年代末から、粛清の制度は、当時の路線に批判的な者を党から追放するために利用され、混乱を招いたので、39年の規約改正で粛清の制度は廃止された。以後ソ連では、腐敗分子の追放は規約の定める通常の手続で個別的に行われていた。
粛清は西側諸国の文献では別の意味でも用いられている。すなわち1920年代から50年代初めまで、旧ソ連では路線、政策をめぐる論争で少数派の幹部が党と政府の要職を解任され、とくに30年代には当時の党規約の定める粛清の手続によらず、多数の幹部が違法に逮捕され、そのなかには殺された者が多く、同じ事態は50年代に若干の東欧諸国でもおき、そのため西側諸国で「血の粛清」ということばが生まれた。中国では50年代なかばの反右派闘争のとき、毛沢東(もうたくとう/マオツォートン)に批判的な多数の知識人が弾圧され、60年代なかばから70年代なかばの「プロレタリア文化大革命」時代には、反毛沢東派の多数の幹部が弾圧され、毛沢東の死後は逆に彼の側近が逮捕され、党内の毛沢東派の多数の幹部が失脚したが、西側諸国の文献ではこれらの例も粛清とよばれている。
大半の社会主義国では1950年代なかばに、党内での意見の違いを少数派の組織的排除と弾圧で解決する過去の実践が非難され、以後このような事態はなくなっており、西側諸国の使う意味での粛清はない。しかしベトナム労働党は、ベトナム戦争後の70年代なかばに、党の強化のため非党員の参加のもとに全党員を点検し、不良党員を追放する運動を行った。このような本来の意味での粛清は、他の若干の社会主義国でも行われている。
引用:コトバンクより

 

このコトバンクの説明が一番しっくりきたので、紹介しました。

簡単に例を出してわかりやすく説明されていますが、それでも難しいところがありますね。

もっと簡単に言うと、

「ある集団の中で長く在籍する者は、それなりの権力を持ってしまうので、不正なことを行ったり裏切り行為を行うことが考えられるので、本当の意味での処罰をしたり、見せしめのために嘘の処罰をして、その集団での権威を保つこと」

こんな感じで理解していればいいのではないでしょうか。

 

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最後までお読みいただきましてありがとうございます。

 

 

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