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エンディングノートとは?書き方の定番!!

エンディングノートとは?

エンディングノートとは最近ですと、終活の一環としてエンディングノートを作成される方も増えてきています。

エンディングノートの書き方に決まりは特にはありません。
ご自身が遺されたご家族に伝えたい・遺したい内容を書き留めると良いでしょう。

エンディングノートを作成する = ご家族への愛の一つ

エンディングノートに法的効力は持ちません。
しかし、エンディングノートを書くことにより、亡くなられる前後に役立つだけでなく遺されたご家族の負担を軽減できます。
また、日常生活の備忘録としても様々な情報を一箇所にまとめて書き留めておくことで便利に使えます。
エンディングノートへ伝えきれないご家族への想いを遺すことにより、ご家族にとっても大切な形見になります。

 

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エンディングノートの正しい書き方

エンディングノートを書く目的として、ご自身が常々送ってきた日常のすべてを ご家族が把握しきれていない部分も多々あります。

エンディングノートに書く内容としましては以下のようになっておりますので参考にして下さい。

自分のこと
❏本籍地(住所・戸籍は生まれてから亡くなるまで全て必要になります。移転がありましたら市町村だけでも書いてあると助かります。)
❏勤務地
❏健康保険証・パスポートの保管場所
❏住民票コード
❏マイナンバー

資産のこと
❏預貯金  銀行名・口座番号・ネットバンキングID
公共料金・クレジットカードなど自動引き落としの情報

❏資産 有価証券・その他の金融資産
不動産情報
骨董品・貴金属などの資産価値のあるもの
貸金庫・トランクルームの有無

❏借入金・ローン
借入先名・返済方法・担保の有無
借金の保証人など保証債務
❏クレジットカード
カード名称・カード番号の一部
(紛失を想定し全てを記入してしまうと不正利用されてしまう為、一部のみの記入にして下さい。)

❏年金
基礎年金番号・加入した年金の種類
公的年金に関すること
企業年金・個人年金など私的年金に関すること
(上記 年金加入履歴を確認する為の学歴や職歴一覧)

❏保険
加入している保険会社名の種類

身の回りのこと
❏ペットの名前・かかりつけの獣医・ペット保険・世話を依頼したい人
❏携帯電話・パソコンのログイン情報やパスワード

家族・親族のこと
❏同居の家族・同居していない家族・自身の親・兄弟・養子の有無や連絡先
❏相続の際に使用する親族表

なかなか、作成する機会のない親族表ですがスムーズな連絡や相続人と相続順位の把握に役立ちます。
この機会に一度作成してみて下さい。

友人・知人のこと
❏学生時代や職場の方の連絡先
❏葬儀への参列希望の有無

医療
❏かかりつけ医院名・病院名・連絡先
❏常用している薬
❏持病・アレルギーの有無

告知・延命措置
❏病名の告知
❏回復期が見込めず死期が迫った際の延命治療の希望
❏重病を患いご自身が判断出来なくなった際の治療方針の決定者

介護
❏ご自身で財産管理が出来なくなった際に依頼したい人
❏希望する介護施設
❏介護内容方針の決定者

告知・延命治療・介護に関しては、ご自身一人で決定せず
ご家族や親戚などとじっくり話し合って記載して下さい。

葬儀
❏希望する葬儀
❏喪主になって欲しい人
❏遺影写真に使って欲しい写真

葬儀の内容等、家族葬や費用を抑え他の事へ使って欲しい旨を記載しましょう。

供養
❏供養方法
❏お墓の所在地・連絡先・墓地使用権者
❏お墓を継承して欲しい人

遺言
❏遺言書の有無
❏保管場所・遺言書の種類

相続
❏誰に相続して欲しいか

※ 前項にものべましたが、エンディングノートには法的効力はありません。
エンディングノートへの記載内容は、あくまで家族が参考にするため
と認識して記載して下さい。
ですから、ご自身が思っているとおりに自由に記載できるという特徴もありま
す。
財産に関することを書き留めておくのであれば、自筆証書遺言か公正証書遺言を
遺しておくと良いでしょう。

昨今ですとインターネットショッピングでもご自宅の近くの書店でもエンディングノートを販売し購入できます。

しかし、いざ購入を考えると迷いや悩みが付き物ですね。
ですから難しく考えずに手に入れやすく修正や更新のしやすいものを選んでみてください。

また、自治体などが無料配布をしエンディングノートに関する講座も開かれている例もあります。そしてインターネットからもダウンロードできます。

 

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エンディングノートを書くタイミング

エンディングノートを書くタイミングについて[

書き始めるタイミングは、いつでも構わないエンディングノートを書くタイミングですが・・・いつでも良いとなると
なかなか書き始めることが出来ない方が多いようです。

とうことで、いくつかのタイミングをご紹介します。

❏自分の誕生日
❏家族の誕生日
❏親の命日
❏エンディングノートを購入した日

エンディングノートは一度記録して毎年同じ日に書き直したりも出来ますし、
ご自身が生きているうちは何度でも書き換え修正が出来ます。
またエンディングノートの内容はご自身が必要と感じるものを追加・変更したり
ご自身の埋めやすい項目から埋めていくと良いでしょう。

エンディングノートへ記載すべき内容を全て書くことが出来たなら、遺されたご家族への負担は随分と軽減されるでしょう。

ご自身の最期の時、遺されるご家族が一番に願うことは

ご自身の望む内容で最期を看取り、ご自身の亡き後も望まれたご希望に添えたなら
ご家族の悲しみも少しは癒えるでしょう。

ご自身の意思を知らぬままの御別れほど悲しいことはありません。

エンディングノートの書き方のまとめ

エンディングノートの書き方を幾つか述べましたが、いつもと変わらない日々こそ
エンディングノートを書き始めるタイミングになるのではないでしょうか。

■エンディングノートとは、遺されたご家族に伝えたい・遺したい内容を書き留めること。
■エンディングノートには法的効力はありません。
■書き方は自由で、書く内容は様々(自分のこと、資産のこと、身の回りのこと・・・)
■書くタイミングは、誕生日や命日などの良いキッカケの時に始めましょう。

 

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エンディングノートとは?書き方・書くタイミングのまとめ

エンディングノートとは・・・ご自身が歩いてきた人生の証であり、遺されたご家族への道標にもなるのではないでしょうか。
いつもと変わらない平和な日々こそが幸せな人生のカタチですね。
ですが、誰にも起こりうる万が一に備えエンディングノートとは?と検索された
今こそがエンディングノートを書き始めるタイミングなのかもしれません。

これを機に切羽詰まってしまってからエンディングノートを作成するのではなく[まとめの見出しと内容を記載ください。] ゆっくり、ご自身の人生を振り返りながら記載してみてください。
そして、遺されたご家族の未来を導く扉にして下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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